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世の中ケセラセラ 何とかなるさ
会社で上司のいじめにあい、自殺経験2回、もうどうでもいいや、やけくそブログです。
アダルトグッズ・特許庁へいよいよ出願
☆1.初めに
特許権の取得に必要な書類は今までの記事で作成しました。これらを特許庁に出願(提出)する必要があります。出願方法も様々です。書面(窓口、郵送)、オンラインで行う方法があります。

☆2.書面出願について(一生で数度しか特許申請をしない人向け、簡単)
(1)書面出願とは
必要な書類内容(願書、明細書、図面、要約書)を紙にプリントして、書留郵便で特許庁に郵送する方法です。電子データ化するたの料金が加わり割高になります。特許申請をする度に不経済なことになりますが、事前手続(「識別番号付与請求書」「電子情報処理組織使用届」「予納届」)の必要がないので簡単です、一生で数度しか特許申請をしない人はこの方法をお勧めします。
書面手続きについてのリンクの欄です。下記の「書面手続き(青字)」クリックしてください。発明協会の書面手続きのページにジャンプします。 
書面手続き
P1000308.jpg
(2)書面出願の手順
①所定の形式で出願書類を作成する
7回に渡ってアダルトグッズの出願書類に関する記事を記載してきましたので、それを参考にして作成してください。
②特許印紙を貼る。
郵便局で必要な額の特許印紙15000円を購入して「願書」に貼り付ける。(予納制度、現金納付制度の利用も可能で、その場合は特許印紙を貼り付ける必要なし)
③出願書類を書留で特許庁長官宛に郵送もしくは特許庁の出願課窓口に提出。
提出先住所: 〒100-8915 東京都千代田区霞が関3-4-3 特許庁長官殿
郵送する封筒には忘れずに「出願書類在中」と記載しておきましょう。
④電子化料金を納付
出願後(財)工業所有権電子情報化センターから電子化料金の払い込み用紙が送付されてきます、これに必要事項を記載して電子化料金を納付します。(書類を出してから2、3週間程度必要)
電子化手数料の額:1件につき、1,200円に書面1枚につき700円を加えた額です。
(例:特許出願書類の枚数が10枚の場合・・・1,200円+(10枚×700円)=8,200円)
参考までにその他特許にかかる費用を知りた方は下記に青文字で「特許関係費用」と書かれた部分をクリックして下さい。特許庁の費用一覧のページにリンクします。
特許関係費用

☆3.特許電子出願
出願を業としている人向けです。初期手続きが結構大変なんです。特許庁にアクセスし、マニュアルに従って手続きを行いますが、マニュアルを読んだだけでは理解できない方が多いと思います。冷たいようですが、効率を考えたら絶対に割に合いません。やってみようと思う方は一応 下にリンクしておきました。
電子出願マニュアル

☆4.発明協会の電子端末から出願
1.全国の発明協の住所は下記の青字の「発明協会の住所」をクリックして下さい。
発明協会の住所
発明協会に行く時には住民基本台帳カードに電子証明書を格納するICカード形式のものを持参します。
市区町村役場でお聞きください。なお、電子証明書を取得する際にパスワード設定します。重要ですので忘れないように。このパスワードを忘れると手続できません。窓口にいくと係りの者が色々教えてくれます。

発明協会の職員の方多くは市役所等の公務員の天下りですので、利益は追及しません無料で丁寧に教えてくれます。しかし、根からの特許マンではありませんので、難しい案件は担当の弁理士に振ろうとします。金銭にゆとりがない場合は注意して下さい。

☆5.審査請求について、
出願するだけでは,審査はされません。審査してもらうためには出願審査請求書を出さなくてはなりません。すなわち、特許出願されたもの全てが審査されるわけではなく、出願人又は第三者(誰でも)が審査請求料を払って出願審査請求した出願だけが審査されます。審査請求されなかった出願は、取り下げられたものとみなされますが、以後は誰も特許をとることはできません。

☆2.審査請求の決まり事
青字の審査請求の決まり事をクリックしてく下さい。(特許庁の審査請求記載事項にリンクしています。)
ここに記載された内容を噛み砕いて説明します。
審査請求の決まり事

1.審査請求の時期と特許件の有効期間
特許の有効期間は、特許出願の日から20年です(例外的に延長される場合があります)。通常は、出願から20年を経過すれば、その特許権は消滅します。出願の日から20年を経過しなくても、特許料の不納等の他の理由で、特許権が消滅する場合もあります。特許権が現在有効であるかどうか調べるには、特許原簿を閲覧すればわかります。
例えば、特許出願をしてから、その後、審査請求をして、審査があり、審査が終了し、特許料の納付して、特許権が発生するまでに、5年かかれば、特許の有効期限は、残り15年ということになります。

2.出願審査請求日
特許申請の日(法律用語では特許出願日といいます)から3年以内(出願日が平成13年10月1日よりも古いものは7年以内)らばいつでも出来ます。しかし、忘れてしまわないように、1~2年のうちに審査請求をするかしないかを決めた方がいいでしょう。申請と同時にも請求できますが、出願番号(オンライン申請では直ぐに手に入る)を手に入れてからが良いでしょう。

3.出願審査請求書の作成方法
用紙は、すべてA4サイズで、各ページが50行、各行が40字です。
以下の例を見て、同じ書式にしてください。
青文字で審査請求様式と書かれている部分をクリックしてください。特許庁の出願審査請求にリンクしています。出願審査請求様式
赤色のところは御自分の場合に合わせて書き直してください。
それ以外は説明です。
(1)審査料金
用紙の左上に特許印紙を貼ります。
貼った特許印紙の下に 料金額を( )して書きます。)
(126000円)(請求項の数が2つの場合)

(2)書類名 
請求人が出願人以外である場合には出願審査請求書(他人)と記載します。
【書類名】          出願審査請求書
(3)提出日
【提出日】    平成24年11月1日   
①郵送(印紙が高額なので書留にして下さい)で特許庁へ送る場合はその日の日付
②発明協会のパソコンでオンラインによる手続きをする場合にはその日の日付
(4)許庁長官です。
【あて先】     特許庁長官
(5)出願の表示
記載しません
【出願の表示】
(6)出願番号
出願によって手に入れた出願番号を入れます。
【出願番号】特願2016-OOOOO
(7)請求項の数
明細書の請求項の数を見て記載します
【請求項の数】    2  
(8)請求人と識別番号
【請求人】
【識別番号】OOOOOOOOO  
  
(郵便による出願によって与えられます)
  【住所または居所】  愛知県名古屋市・・・・1番地1号
  【氏名】       アダルト 太郎

【代理人】(今回は自分で行うので記載の必要はありません)
  【識別番号】
  【弁理士】
  【氏名または名称】
【手数料の表示】
  【納付方法】
 
 【予納台帳番号】(特許印紙で払うので,今回は記載の必要はありません)
  【納付金額】     126000(請求項の数により変わります)


4.出願審査請求の料金の計算
(平成23年8月1日以降の審査請求の場合)
審査請求の料金は、特許庁に支払うもので、次のように定められています。
 118,000円+4000円 X 請求項の数
例とした明細書では、請求項の数は2つなので
        =118,000円+4000円 X 2
        =126000円   となります。   
この料金は、個人が一度の特許申請をする場合には、特許印紙で支払うのがいいと思います。
審査請求費用、その他費用について青字で書いる費用一覧をクリックして下さい。
費用一覧



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アダルトグッズの特許願の作成
☆1.初めに
出願書類の様式
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。
それらの様式は、このブログの左下のリンクの欄の「特許出願書類の様式」をクリックしコピして下さい。「明細書」「特許請求の範囲」「要約書」「図面」は作成しました。次は「特許願」の作成です。願書に記載す文字は赤字です。それ以外は説明です。

☆2.様式
【書類名】       特許願
【整理番号】      AAA001111
【あて先】       特許庁長官殿
【国際特許分類】    A61H  19/00  
【発明者】
 【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1番地1号
 【氏名】        アダルト 太郎
【特許出願人】 
 【識別番号】
 【郵便番号】      111-1111
 【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1番地1号
 【氏名又は名称】    アダルト 太郎  
【手数料の表示】
 【予納台帳番号】××××××
 【納付金額】15000
【提出物件の目録】
 【物件名】     特許請求の範囲 1
 【物件名】     明細書  1
 【物件名】     図面    1
 【物件名】     要約書   1


☆3.特許願い作成要領
【書類名】       特許願
【整理番号】      AAA001111

【整理番号】には任意で好きな英数字で10文字以内で記載(ローマ字「大文字に限る。」、アラビア数字若しくは「-」又はそれらの組み合わせからなる記号であって、10字以下のものを記載して下さい。)私はAAA001111にしました。
【国際特許分類】    A61H  19/00  
【国際特許分類】について、前回の特許調査で得た先行文献の特許分類をそのままコピーしましょう。通常は特許分類表で調べますが、面倒です。( ××××□□×/××の特許分類で調べて ″/″の前の数字が3桁に満たないときは足りない桁分空白を入れます。不明な場合は省略しても良いことになっています。)    
【発明者】
 【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1-1-1
 【氏名】        アダルト 太郎
 
発明者の欄と出願人の欄がありますが、特許の権利は出願人にあります。又、発明者は人です。法人或いは団体名はダメです。
(1)「【住所又は居所】」の欄には、◯◯県、◯◯郡、◯◯村、大字◯◯、字◯◯、◯◯番地、◯◯号のように詳しく記載して下さい。
(2)「【氏名】」の欄には、戸籍に記載されている氏名を記載して下さい。通称名やペンネーム等は認められません。
(3)発明者の欄に記載すべき者が2人以上あるときは、次のように欄を繰り返し設けて記載して下さい。

【発明者】
 【住所又は居所】
 【氏名】
【発明者】
 【住所又は居所】
 【氏名】
【特許出願人】 
 【識別番号】
 【郵便番号】      111-1111
 【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1番地1号
 【氏名又は名称】    アダルト 太郎

特許出願人が権利者です。
(1)【識別番号】には9桁の数字( “識別番号付与請求書”により取得) 識別番号を記載します。記載した場合は、住所の記載は省略できます。初めて出願する方には識別番号がありませんので、「【識別番号】」の欄は設ける必要はありません。
(2)【住所又は居所】の欄について
「【住所又は居所】」の欄には、◯◯県、◯◯郡、◯◯村、大字◯◯、字◯◯、◯◯番地、◯◯号のように詳しく記載して下さい。但し、識別番号を記載したときは、「【住所又は居所】」の欄は設ける必要はありません。
(3)【氏名又は名称】の欄について
「【氏名又は名称】」の欄には、特許出願人が自然人にあっては氏名を記載します。
法人にあってはその名称を記載し、「【氏名又は名称】」の次に「【代表者】」の欄を設けて、その代表者の氏名を記載して下さい。以下の通りです。
【郵便番号】      111-1111
【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1番地1号
【氏名又は名称】    アダルト グッズ株式会社
【代表者】      アダルト 太郎   印又は識別ラベル
書面による出願の場合は印又は識別ラベルを貼りつけます。
・「押印」又は「識別ラベル」について特許出願人の氏名(法人にあっては代表者)の横に、朱肉を用いて鮮明に印を押すか、又は、識別ラベルをはって下さい。印を押すときは識別ラベルは不要です。また、識別ラベルを貼るときは印を押す必要はありません。
【手数料の表示】
【予納台帳番号】××××××
【納付金額】     15000

特許業界は一般に前金です。手続き前にお金を支払う必要があります。予納等の支払いについては次回の記事「いよいよ出願」でお話します。
【予納台帳番号】××××××は6桁の数字(“予納届”により取得)
【納付金額】 15000は入力時″,″、″円″は不要
書面出願(必要な書類内容「願書、明細書、図面、要約書」を紙にプリントして、書留郵便で特許庁に郵送する方法です)で特許印紙を貼る場合は省略できる。【提出物件の目録】
 【物件名】      特許請求の範囲 1
 【物件名】     明細書  1
 【物件名】     図面    1
 【物件名】     要約書   1

【提出物件の目録】の欄について
【提出物件の目録】の欄には、特許請求の範囲、明細書、図面及び要約書等特許願に添付する書類名を記載して下さい。数字は一式と言ういみですから、必ず″1″です。

注意:手数料の支払い方法に「電子現金納付制度」を採用した場合、【手数料の表示】欄は次のように記載してください(【納付金額】の行は削除)。
【手数料の表示】
 【納付番号】16桁の数字(インターネット出願ソフトで取得)
予納等の支払いについては次回の記事「いよいよ出願」でお話します。




アダルトグッズの特許・要約書及び図面の作成
☆1.初めに
(1)出願書類の様式
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。
それらの様式は、このブログの左下のリンクの欄の「特許出願書類の様式」をクリックしコピして下さい。「明細書」と「特許請求の範囲」は作成しました。次は[要約書」と「図面」の作成です。

☆2.要約書とは
要約書は明細書等の他書面に比べると重要度がかなり落ちます。検索を容易にする為に書いているようなものです。検索されるのを嫌う場合にはわだとポイントを外して書く人がいるぐらいです。しかし、出願書類に含まれていますから書きましょう。
要約の文章は赤色文字で記載しています。それ以外は説明です。
(1)様式
【書類名】 要約書
【要約】
【課題】女性が口で行う男性性器へのマッサージを装置化した男性用マッサージ器があるが、これはたんに舌を模造したもので男性性器を刺激するだけである。実際の女性が行うマッサージとは格段の差があり、購入した者の期待を裏切り、長期に使用する気にはなれない。
【解決手段】人の口元周辺を模造した擬似口腔部2と、この擬似口腔部2内に設けられ人の舌を模造した擬似舌3とを備えた男性用マッサージ器であって、この擬似口腔部2には擬似口腔部2内の空気を吸い出す為にチューブ6の一端が取り付けられ、このチューブ6の他端には掃除機のホース8に接続することができるジョイント7が取り付けられていることを特徴している。又、擬似口腔部2が撓み部材で構成されていることが好ましい。

【選択図】 図1


(2)【課題】には明細書の【発明が解決しょうとする課題】の部分をそのままコピーします。又、【解決手段】には明細書の【課題を解決するための手段】をそのままコピーします。そして、その構成部材には選択図中の構成部材の符号をいれます。

☆3.図面の作成
図面は原則として製図法(基本は三角図法と斜視図)に従って作成します。上手に図面を描くには熟練が必要です。しかし、上手に図面を描こうとすると何もかけなくなり挫折してしまいます。挫折してはいけません。第三者から見て発明品の特徴が分かる程度の絵を描きましょう。

1.図面の書ける人は図面を描きましょう。
ブログのリンクの欄に特許図面要領がありますので、これを参考にして下さい。

2.図面の書けない人は絵を描きましょう。
(1)写真を絵取る。
今回例に挙げた男性用マッサージ(フェラマシン)の絵を描いてみます。実物がないので、類似した商品のカタログをPCで検索し図1の写真をプリントしました。図2は図1を白色のコピー紙に絵取り符号を付け、さらに本発明の構成部材であるチューブ6、ジョイント7、スイッチ8を追記したものです。この図2は斜視図を思わせますが、各部材の見る方向がそれぞれに違い、又、大きさも等倍ではありません。でも構成を説明するには充分です。この場合には斜視図とは書かずに構成を説明する構成図とします。
「図1」
P1000241.jpg
「図2」
P1000257.jpg
上記「図2」を提出図面【図1】に記載します。そして、提出図面【図2】を断面図とします。
【書類名】 図面
【図1】
P1000257.jpg

【図2】
P1000259.jpg

(2)図面の必要性
下手な図面であっても添付していれば、そこから査定に対する補正もできます。例えば、明細書に書かれていなくても容易に図面から理解できる事項についてはこれをもとに明細書を補正できる可能もあります。又、類似する後願の発明を排除できる可能性もあります。中には昔の特許図面は芸術だった、今はマンガの絵のようだと嘆く人がいますが、それはそれ、お金のある人は高い代金を払い専門家に描いてもらえばいいし、ない人はそれなりかんばって描けばいいのです。
(3)意匠図面
意匠図面は特許図面と違いデザインが重視されなますから、これはマンガ的なイラストはだめです。三角図法に基づいて正確に書く必要があります。







アダルトグッズの特許請求の範囲の作成へトライ
☆1.初めに
(1)出願書類の様式
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。
それらの様式は、このブログの左下のリンクの欄の「特許出願書類の様式」をクリックしコピして下さい。明細書は作成しました。次は特許請求の範囲の作成です。

(2)特許請求の範囲とは、
特許請求の範囲を言い換えると、独占権の範囲となります、いわば出願書類の心臓部です。ここで、発明者は独占権の範囲を宣言します。広い範囲を含むように宣言すれば強い権利になりますが、審査ではねられる可能性も高くなります。逆に審査に通るようにと狭い範囲を宣言すると特許権としての価値がなくなる場合もあります。
(3)特許請求(独占権)の範囲と構成部材との関係
特許請求の範囲に記載する構成部材はできるだけ少なく。
代表的課題と代表的効果を結びつけるのに必要最小限の構成部材のみを記載しましょう。独占できるのは記載された部材を全て含む物だけです。独占権の範囲の大きさは記載する構成部材の数に反比例します。

☆2.特許請求の範囲の作成
特許請求の範囲の文章は赤色文字で記載しています。それ以外は説明です。
1.確認事項
(1)課題、構成部材、効果の関係が適切かを確認します。
(2)従来の製品の最小構成部材を確認します。
(3)発明の製品の最小構成部材を確認します。

2.書き方
(1)「○○○を備えた・・・・であって、△△△したこと特徴する・・・・・」と書きます。○○○には従来品の構成部材とその説明、△△△には発明品の構成部材とその説明,・・・には発明の名称を書きます。

3.フェラマシンの課題と構成部材と効果の再確認 
9月4日記載のアダルト出願の前準備の記事をもう一度読んで課題と構成部材と効果を確認しましょう。
(1)課題の確認
下記①,②の理由により満足することが出来ず、長期に渡って使用することができない。
①実際の女性によるフェラは吸う動作があるが従来のフェラマシンは吸う動作がないため、実際のフェラより刺激がすくない。
②男性性器は人により大きさがちがうので、擬似口腔内壁が男性性器にヒットしない為、刺激がすくない。
(2)構成部材
①従来のフェラマシンの構成部材
 擬似口腔部 擬似舌 
②発明対象のフェラマシンの構成部材
擬似口腔 擬似舌 チューブ ジョイント
(3)効果
擬似口腔内に挿入された男性局部を擬似舌が刺激するとともに、擬似口腔内の空気はチューブ及びジョイントを介して吸いだされ男性局部は吸われた状態となる。又、口腔内壁は内側に歪曲し男性局部にヒットする。即ち、実際に女性が行うフェラに近づいた刺激となり、飽きずに長期に渡り使用することができる。

4.特許請求の範囲の記載
【書類名】特許請求の範囲
【請求項1】
人の口元周辺を模造した擬似口腔部と、この擬似口腔部内に設けられ人の舌を模造した擬似舌とを備えた男性用マッサージ器であって、この擬似口腔部には擬似口腔部内の空気を吸い出す為にチューブの一端が取り付けられ、このチューブの他端には掃除機のホースに接続することができるジョイントが取り付けられていることを特徴とする男性用マッサージ器
【請求項2】
擬似口腔部が撓み部材で構成されていることを特徴する男性用マッサージ器


5.説明
(1)権利外の商品
上記の特許請求の範囲に記載された部材が全て含んでいないとその商品について特許権は効力しません。特許外の商品となります。以下の物品です。
①専用の小型吸引機がセットされているもの。この場合は掃除機と接続するジョイントが抜けています。
②擬似舌がない商品。この場合は擬似舌が抜けています。
③擬似口腔部が単に筒状の場合。請求の範囲には擬似口腔部が人の口周辺を模造した形状と記載していますので単に筒状であれば権利はおよびません。
(2)権利を広げるすぎには注意
特許請求の範囲を広げた書き方をすると、発明の姿が霞んできますので注意が必要です。本当に取りたい権利より少し広げた程度のほうが良いような気がします。特許請求の範囲を上記①②③を権利として含む書き方をすると以下のようになります。
【請求項1】
「男性の性器を挿入する口腔部を備えた男性用マッサージ器であって、この口腔部には擬似口腔部内の空気を吸い出す吸引手段が備えられていることを特徴とする男性用マッサージ器 」になります。この場合には実施の形態に実施例を複数記載して、補正に備える必要があります。

追記:上記しました特許請求の範囲の構成部材には図面に対応した番号が記載されていません。特許庁からは番号付けが指導されています。例えば「人の口元周辺を模造した擬似口腔部2」と言ったように、特許事務所のスタッフの方は形状が限定されるとの理由で付ける人は少ないようです。


アダルトグッズの特許明細書作成ヘトライ
☆1.初めに
先行技術文献の調査も完了(前回)しました。いよいよ明細書の作成です。もし特許事務所の方に依頼すると依頼案件を過剰なほど綺麗に装飾してくれます。有名デパートで買い物をした場合に綺麗に包装してくれるのと同じです。しかし、特許庁の審査はこの包装を取り除いてしまいます。そして発明案件のみを審査します。明細作成前に必ず前々回の出願前準備に目を通し、本質を練り筋道を立てて明細書を作成しましょう。そうすれば特許事務所に劣らない明細書が作成できます。

☆2.出願書類の様式
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。
それらの様式は、下記しました青文字の「特許出願書類の様式」をクリックし名前付けコピして下さい。
特許出願書類の様式
書き込み時の確認事項は以下の通りです。
(1)用紙は、日本工業規格A列4番(白色のものを縦長)
(2)文字は、10ポイントから12ポイントまでの大きさです。基本 半角を用いてはなりません。
(3)書き方は左横書、1行は40字詰めとし、1ページは50行以内とし、各ページの上の余白部分の右端にページ数を記入して下さい。
(4)余白は、少なくとも用紙の左右及び上下に各々2cmをとり、原則としてその左右については各々2.3cmを越えないものとして下さい。
(5)とじ方は左とじとし、容易に分離し、とじ直すことができるように例えばステープラー等を用いてとじて下さい。

☆3.明細書の作成
明細書の文章は赤色文字で記載しています。それ以外は説明です。

1.発明の名称
【発明の名称】 男性用マッサージ器
(1)説明
明細書の最初の記載事項は発明の名称です。特許調査で得た案件を参考にシンプルに書きましょう。今回は男性用器マッサージ器にします。

2.技術分野
【技術分野】
【0001】
本発明は男性の性器を刺激する男性用マッサージ器に関するものである。

(1)説明
特許を受けようとする発明の技術分野を明確にするため、「本発明は~するための~に関する。」のように簡潔に記載します。

3.背景技術
【背景技術】
【0002】
男性用マサージ器には女性が口で性器を刺激するのを模造したものがある。これは性器が挿入される擬似口腔部と、挿入された性器を刺激する擬似舌とで構成されている。又、別のタイプのものには実用新案出願平9-4305公報に記載のものがある。これは性器を挿入する筒体と、筒体内を負圧に保つポンプとから構成されている。

(1)説明
従来の男性用マッサージ器には○○○がある。これは△△△と◇◇◇とで構成されている。と書きます。
△△△、◇◇◇には従来の構成部材を入れます。前回の出願の前準備(思考の統一)には擬似口腔と擬似舌が記載されていますので、これを入れます。
次いで、先行技術調査で出た案件も記載します。記載方法は出願番号又は公開番号を記載するだけも充分です。
注意点
☆1:従来技術ですので、詳しく詳細に書く必要はありません。多くても2例程度にしましょう。
☆2:従来技術の欠点を書いてはいけません。(従来技術欠点は課題の欄でかきます。)

4.特許文献
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案出願平9-4305公報
【特許文献2】実用新案出願平4-44319公報

(1)前回の特許調査で得た案件のを記載します。もしなければ記載する必要はありません。

5.発明が解決しようとする課題
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
男性用マッサージ器には女性が口で行う男性性器へのマッサージを装置化したものがあるが、これはたんに舌を模造したもので男性性器を刺激するだけである。次の①②の理由により実際の女性が行うマッサージとは格段の差があり、購入した者の期待を裏切り、長期に使用する気にはなれない。
①上記従来の男性用マッサージ器には吸いながら刺激を与える動作がないため、女性が行うマッサージより刺激がすくない。
②性器は人により大きさがちがうので、擬似口腔内壁が性器に沿ってヒットしない為、刺激がが少ない。
【0005】
又、実用新案出願平9-4305公報、実用新案出願平4-44319公報に記載のものは負圧により性器に刺激を与えるだけで、機械的で満足するものではなかった。

(1)説明
前々回に作成した特許出願前準備(思考の統一)の文中に課題の明確化があります。この項目をアレンジして記載して下さい。
アレンジ後
女性が行う性器マッサージと従来男性用マサージ器には次の①②の理由により大きな違いがあり、長期に使用する気にはなれない。
①実際の女性によるフェラは吸う動作があるが従来のフェラマシンは吸う動作がないため、実際のフェラより刺激がすくない。
②性器は人により大きさがちがうので、擬似口腔内壁が性器に沿ってヒットしない為、刺激がが少ない。

6.課題を解決するための手段
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の男性用マッサージ器は人の口元周辺を模造した擬似口腔部と、この擬似口腔部内に設けられ、人の舌を模造した擬似舌とを備えた男性用マッサージ器であって、この擬似口腔部には擬似口腔部内の空気を吸い出す為にチューブの一端が取り付けられ、このチューブの他端には掃除機のホースに接続することができるジョイントが取り付けられていることを特徴としている。
【0007】
又、擬似口腔部が撓み部材で構成されていることを特徴としている。尚、撓み部材とはゴム、シリコン樹脂等であり、擬似後部内が負圧時に内側に撓む部材を指す。

(1)説明
本発明によって提供される・・・・は○○○と、○○○とを備える・・・・であって、△△△と、△△△とが、◇◇◇していることを特徴としている。

・・・・には発明の名所、○○○、△△△には特許出願前準備の文中に記載されている構成部材を記載してアレンジします。
○○○は従来の構成部材:擬似口腔 擬似舌 
△△△は本発明の構成部材:擬似口腔 擬似舌 チューブ ジョイント
◇◇◇は○○○と△△△の関係を記載します。
(2)課題が複数の場合
今回の発明は課題が①と②の2つあります。
①上記従来の男性用マッサージ器には吸いながら刺激を与える動作がないため、女性が行うマッサージより刺激がすくない。
②性器は人により大きさがちがうので、擬似口腔内壁が性器に沿ってヒットしない為、刺激がが少ない。
①の解決手段は【0005】に記載し、②の解決手段は【0006】に記載しました。

7.発明の効果
【発明の効果】
【0008】
本発明の男性用マッサージ器は擬似口腔部の内部がチューブとジョイントを介して掃除機に接続されているので、掃除機の吸引により擬似口腔部内が負圧に保たれ、擬似口腔部内に挿入された性器は吸われた状態となる。これにより性器は擬似口腔部内で擬似舌の刺激を受けるとともに、吸われるというより心地よい刺激を受ける。
【0009】
又、擬似9腔部をゴム、シリコン等の撓み部材で構成しているので、擬似口腔部内が負圧になると、挿入された性器に沿って擬似口腔部内壁が撓み使用する人の性器のサイズに対応することができる。即ち、このように構成された男性用マッサージ器は使用する人が充分満足することができ、長期に渡って使用することができる。

(1)説明
本発明の.....は○○○のように構成されているので、△△△となり ◇◇◇となる。と書きます。....は発明の名称をいれます。今回は男性用マッサージ器をいれます。○○○には本発明の特徴となる構成部材をいれます。今回は擬似口腔部とチューブとジョイントです。△△△には○○○がどのように働くかを書きます。今回は掃除機に吸われて口腔部内が負圧になることをかきます。◇◇◇には△△△の結果どのようになったかを書きます。
(2)効果が複数ある場合
又、○○○が△△△の場合には△△△となり、◇◇◇の効果を得ることができる。或いは、○○○の構成を追加した場合には△△△となり◇◇◇の効果を得ることができる。と書きます。今回は○○○には擬似口腔部、△△△には撓み部材、◇◇◇には性器にヒットする、をいれます。

8.図面の簡単な説明
この欄では提出図面を簡単に説明します。
【図面の簡単な説明】
【00010】
【図1】本発明の男性用マッサージ器を説明する概略構成図。
【図2】本発明の男性用マッサージ器を説明する断面図。

次の欄に発明を実施するための形態があります。ここでは図面に沿って本発明を説明します。その為にもここで、仮図面を作成します。フリーハンドでも雑でもかまいません。そして、文章を作成して行く中で図面を訂正していきます。提出する図面これを元に出来る範囲で丁寧に書きましょう。
図1は完全な斜視図、平面図でもありません。マンガ的な図になることもあります。この場合は構成図、或いは説明図としましょう。今まで、この部分が違うことで拒絶されたことはありません。今回、仮図面を書いて見ました。
「仮図面1」
P1000257.jpg
「仮図面2」
P1000259.jpg

9.発明を実施するための形態
(1)説明
この欄では発明者の考えた実施例をそのまま書くことができます。実施例が2つあれば2つ、3つあれば3つ書くことができ、査定結果に不服がある時はこの実施例に書かれた内容から補正することができます。細かく書けば補正時に有利になります。今回は説明の為ですから実施例は一つにします。
(2)書き方
①上段は構成部材の形状を、中断は構成部材の働き、下段は効果をかきます。
②上段の場合は「図1中記載の符号1は○○○であり、△△△である。例;図1中記載の符号2は擬似口腔部であり、女性の口元周辺を模造して作られている。2は擬似舌であり、人の舌を模造して作られている。」と言う感じで書きます。
③中段の場合は「続いて、以上のように構成した本実施形態の使用方法を説明する。・・・・・・・」で始まり、....には構成部材名を入れながら動きを説明します。
③下段で効果を述べる場合には「よって、これを使用した者は.......なる。」この...には本発明の課題から導き出せた効果を少なくとも含ませて書くきます。

【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の好適な一実施形態について説明する。図1,2中記載の符号1は本実施形態の男性用マッサージ器である。2は擬似口腔部であり、女性の口元周辺と口腔を模造してつくられている。3は擬似舌であり、擬似口腔部2の口腔につくられ人の舌を模造したスプーン状をしている。4は取っ手であり、円柱形状であり、擬似口腔部2と一体的に作られている。5は小型モーターであり、取っ手の内部4に埋設されており。回転軸5aの先端には擬似舌3が取り付けられている。6はチューブであり、一端の開口が口腔に繋がっている。はジョイントであり、筒状の継ぎ手である。このジョイント7の一端開口は掃除機のホース8が着脱自在に挿入される大きさに形成され、他端開口にはチューブ6が取り付けられている。さらに、ジョイント7の側面には逃がし穴7aが形成されているとともに、ジョイント7の内部にはチューブ6内を流れる空気の流量を調整する絞り弁とその絞り弁を調整するバルブ7bが設けられている。8はスタートスイッチであり、スタートスイッチ8をオンにすると、小型モーター5が駆動して擬似舌3は動きはじめる
【0012】
以上のように構成した本実施形態の使用方法を説明する。先ず、ジョイント7のバルブ7bを閉じ掃除機のスイッチを入れる。この時、掃除機に吸われた空気は逃がし穴7aから流入する為、擬似口腔部2の口腔内は負圧にならない。使用する男性は自分の性器を口腔内に挿入し、スタートSWをオンにする。このとき擬似舌3は性器の周面に沿って公転する。次にジョイントのバルブ7bを開く、すると、口腔内が負圧になり、性器が口で吸われたのと同じ感覚となる。この時吸われる強さは使用する人の好みに合わせてバルブ7aの開き具合を調整しる。又、擬似口腔部と擬似舌は人の肌に近いシリコン性樹脂で構成しているので、擬似口腔2の内壁が性器に沿うように撓み、擬似舌3が性器を公転しながら刺激する。
【0013】
よって、男性用マッサージ器を使用した者は性器が女性の口で吸われながら舌で刺激されている感覚を味わうことができ、満足して長期に渡って使用する。

【符号の説明】
【0014】
1 男性用マッサージ器
2 擬似口腔部
3 擬似舌
4 取っ手
5 小型モーター
6 チューブ
7 ジョイント
7a 逃がし穴と、
7b バルブ
8 スタートスイッチ

END 次の記事は特許請求の範囲の作成です。