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会社で上司のいじめにあい、自殺経験2回、もうどうでもいいや、やけくそブログです。
ペット(ネコさん)グッズの特許明細書の作成へトライ

☆1始めに
特許調査も完了(前回)しました。いよいよ明細書の作成です。もし特許事務所の方に依頼すると依頼案件を過剰なほど綺麗に装飾してくれます。有名デパートで買い物をした場合に綺麗に包装してくれるのと同じです。しかし、特許庁の審査はこの包装を取り除いてしまいます。そして発明案件のみを審査します。明細作成前に必ず前々回の出願前準備に目を通し、本質を練り筋道を立てて明細書を作成しましょう。そうすれば特許事務所に劣らない明細書が作成できます。

☆2.出願書類の様式
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。
それらの様式は、下記しました青文字の「特許出願書類の様式」をクリックし名前付けコピして下さい。
特許出願書類の様式

書き込み時の確認事項は以下の通りです。
(1)用紙は、日本工業規格A列4番(白色のものを縦長)
(2)文字は、10ポイントから12ポイントまでの大きさです。基本 半角を用いてはなりません。
(3)書き方は左横書、1行は40字詰めとし、1ページは50行以内とし、各ページの上の余白部分の右端にページ数を記入して下さい。
(4)余白は、少なくとも用紙の左右及び上下に各々2cmをとり、原則としてその左右については各々2.3cmを越えないものとして下さい。
(5)とじ方は左とじとし、容易に分離し、とじ直すことができるように例えばステープラー等を用いてとじて下さい。

☆3.説明対象
今回は猫のトイレを例に明細書の書き方を説明します。この猫のトイレは上方が開放したプラスチック製のケースで底部分に尿取りパットが敷かれています。この尿取りパットの交換時期を知らせる機能を持たせたものです.

☆4.明細書の作成
明細書の文章は赤色文字で記載しています。
1.発明の名称
【発明の名称】 猫のトイレ
(1)説明
明細書の最初の記載事項は発明の名称です。特許調査で得た案件を参考にシンプルに書きましょう。今回は猫のトイレにします。
2.技術分野
【技術分野】
【0001】
本発明は室内で使用する猫のトイレに関するものである。

(1)説明
特許を受けようとする発明の技術分野を明確にするため、「本発明は~する(ための)~に関するものである。」のように簡潔に記載します。

3.背景技術
【背景技術】
【0002】
従来の猫のトイレにはトイレの底部分に尿取りパット(吸水性シート)を敷いたものがある。これは一方が開放した箱状のケースの底部分に収納される尿取りパット用容器と、この尿取りパット用容器の上部に取り付けられていて底部分が尿の透過性部材で作られた猫砂利用容器とから構成されているものである。又、別のタイプのものには実用新案出願平11-9624公報に記載のものがある。これは トイレのケースが半透明部材で構成されて外部からペットの有無を確認することができるものである。

(1)説明
従来の猫のトイレには○○○がある。これは△△△と◇◇◇とで構成されている。と書きます。
△△△、◇◇◇には従来の構成部材を入れます。前回の出願の前準備(考えをまとめましょう)には尿取りパット用容器と猫砂利用容器とが記載されていますので、これを入れます。
次いで、先行技術調査で出た案件も記載します。記載方法は出願番号又は公開番号を記載するだけも充分ですが、付けくわえたい場合にはその構成部材を簡単にかきます。「又、別のタイプのものには□□□公報に記載のものがある。これは△△△と◇◇◇とで構成(作られている。)されている。」
注意点
☆1:従来技術ですので、詳しく詳細に書く必要はありません。多くても2例程度にしましょう。
☆2:従来技術の欠点をなるべく書かかないようにしましょう。(従来技術欠点は課題の欄でかきます。)

4.特許文献
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開平10-229768号公報
【特許文献2】実用新案出願平11-9624号公報
(1)説明
前回の特許調査で得た案件の出願番号又は公開番号を記載します。もしなければ記載する必要はありません。

5.発明が解決しようとする課題
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の猫のトイレには排尿が溜まる尿取りパット用容器と、その上部に取り付けられ底部分が尿の透過性部材で作られた猫砂利用容器とを配置したものがある。しかし、次の①②に示す問題点があった。
①尿取りパットの交換時期を忘れてしまい、尿取りパット用容器から尿が溢れるという非常事態が発生する。
②尿取りパットの吸水状態を外観から確認できないため、尿取りパット用容器をトイレからだして確認する必要があった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、尿取りパットの交換時期を外観から容易に確認することができる猫のトイレの提供にある、

(1)説明
前々回に作成した出願前準備(考えをまとめましょう。)の文中に問題点の明確化があります。その項目を下記しました。これをアレンジします。
「1.問題点(発明を思いついた理由)の明確化
問題点を箇条書きしましょう。どんな小さなことでもOKです。例えば、自分の発明品の比較対象品(市販されている製品)の欠点を列記します。
(1)市販されている猫のトイレを使用した場合の問題点を下記します。
①尿取りパットの交換時期を忘れてしまい、尿取りパット用容器から溢れるという非常事態が発生する。
②吸水パットの吸水状態を外観から確認できない。(尿取りパット用容器をトイレからだして確認する必要がある。)

(2)書き方
従来の○○○には△△△があるが、次の①②・・・に示す問題点があった。
①・・・・・・
②・・・・・・
③・・・・・・
○○○には発明が属する分野、今回は猫のトイレです。△△△には○○○の簡単な説明、今回は尿取りパット用容器と、その上部に猫砂利用容器が配置されていることを記載します。そして問題点を箇条書にします

6.課題を解決するための手段
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によって提供される猫のトイレはトイレ本体の底部分に尿取りパットが敷かれ尿を溜める尿取りパット用容器と、この尿取りパット用容器の上部に設置され、底部分が尿が透過する透水性部材の猫砂利用容器とを備えたものであって、尿取りパット用容器に溜まった尿の量が所定の重さに達したことを感知する感知具と、感知具の感知状態を外部に表示する表示具とを備えたことを特徴としている。

(1)説明
本発明によって提供される・・・・は○○○と、○○○とを備える・・・・であって、△△△と、△△△とが、◇◇◇していることを特徴としている。
・・・・には発明の名所、○○○、△△△には特許出願前準備の文中に記載されている構成部材を記載してアレンジします。
○○○は従来の構成部材:尿取りパット用容器、猫砂利用容器 
△△△は本発明の構成部材:尿取りパット用容器、猫砂利用容器、感知具、表示具 
◇◇◇は○○○と△△△のその関係を記載します。
前回のようにスリッパのように誰でも知っているものであれば従来の構成部材の説明は省略してもかまいません。

7.発明の効果
【発明の効果】
【0007】
本発明の猫のトイレはトイレ本体の底部分に尿取りパットが敷かれ尿を溜める尿取りパット用容器と、この尿取りパット用容器の上部に設置され、底部分が尿が透過する透水性部材の猫砂利用容器と、尿取りパット用容器に溜まった尿の量が所定の重さに達したことを感知する感知具と、感知具の感知状態を外部に表示する表示具とを備えているので、使用し続けいるうちに尿取りパット用容器に所定量以上に尿取りパットが尿を吸収すると、その重さを感知具が感知し表示具がこれを外観からわかるように表示する。よって猫の飼い主はトイレから尿取りパット用容器を取り出して確認する必要がなく。又、外観から容易に尿取りパットの状態を確認できるので、交換時期を忘れてしまい尿がトイレから溢れるという非常事態を回避できる。

(1)説明
本発明の.....は○○○とから構成(備えている)されているので、△△△となる。よって◇◇◇となる。と書きます。
①....は発明の名称をいれます。今回は猫のトイレです。
②○○○には本発明の特徴となる構成部材をいれます。今回は尿取りパット容器,猫砂利用容器,感知具,表示具です。
③△△△には構成部材がどのように働くかを書きます。尿取りパット用容器に所定量以上の尿量が溜まるとと、感知具がこれを感知し表示具が表示する
④◇◇◇には上記③の結果どのようになったかを書きます。

8.図面の簡単な説明
この欄では提出図面を簡単に説明します。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の猫のトイレの組立斜視図である。
【図2】本発明の猫のトイレの配置図である。
【図3】本発明の猫のトイレのマットスイッチ(感知具)の構成図である。
【図4】本発明の猫のトイレの概略回路図である。

次の欄に「発明を実施するための形態」があります。ここでは図面に沿って本発明を説明します。その為にもここで、仮図面を作成します。フリーハンドでも雑でもかまいません。そして、文章を作成して行く中で図面を訂正していきます。提出する図面はこれを元に出来る範囲で丁寧に書きましょう。
書いた図が完全な斜視図、平面図でもない場合が多々あります。又、マンガ的な図になることもあります。この場合は構成図、或いは説明図としましょう。今まで、この部分が違うことで差し戻されたことはありません。仮図面を書いて見ました。
仮図1
P1000361.jpg

仮図2
P1000359.jpg

仮図3
P1000358.jpg

仮図4
P1000360.jpg

9.発明を実施するための形態
(1)説明
この欄では発明者の考えた発明を実施するための形態をそのまま書くことができます。実施形態が2以上ある場合には一方は【発明を実施するための形態】へ、残りの実施形態は【実施例】の欄を起こして書きます。査定結果に不服がある時はこの実施例に書かれた内容から補正することができます。細かく書けば補正時に有利になりますが、今回は説明の為ですから実施形態は一つにします。一つの場合は(【実施例】)の項目は省略します。
(2)書き方の構成
上段は構成部材の形状・機能・特徴を、中断は構成部材の働き、下段は効果をかきます。特許事務所の人はプロですから難しい表現をします。我々がそれをまねますと、一層わかり難くい文章なります。文章は短く区切り、主語と述語がねじれないようにしましょう。
①上段(構成)
明細書作成のプロの方は「図1中符号1は○○○であり、△△△である。」といった感じで書きます。△△△に形状や特徴を的確に文字で表現します。しかしそれは難しいことです。先ず、図中の符号が何を示しているか宣言します。それから、段落を変えて各構成部材間の関係をのべます。(各構成部材間の関係を述べることは難しいことです。発明品を製作する手順を書けば自然と各構成部材の関係を述べたことになります。)
②中段(動き)
「続いて、以上のように構成した本実施形態の使用方法を説明する。・・・・・・・」で始まり、....には構成部材名を入れながら動きを説明します。
③下段(効果)
「よって、これを使用した者は.......なる。」この...には本発明の課題から導き出せた効果を少なくとも含ませて書きます。

(3)明細書の作成
【発明を実施するための形態】
【0009】

(先ず構成部材を宣言します。)
以下、本発明の好適な一実施形態について説明する。図1中の符号1は本発明の猫のトイレである。2は猫のトイレ1の外側を形成するケースである。3は猫砂利が入れられる猫砂利用容器である。4は尿取りパットが敷かれる尿取りパット用容器である。5は重さを感知するマットSW(感知具の一例)である。6は架台である。7はランプ(表示具の一例)である。
【00010】

(猫のトイレを自分で作るつもりでかきます。先ず、ケース2について述べます。)
更に詳しく説明すると、ケース2は上方と下方が開放された箱体であり、この箱体内には下側と上側に分ける網状の仕切板2aが形成されるとともに、その仕切板2aの下側の対向する側面には架台6を箱内の所定位置に案内するガイドレーン2bが形成されている。
【0011】

(次に架台6について、機能・特徴を述べます。箇条書きのつもりで)
次に上記ガイドレーン2bに案内される架台6について述べる。架台6はその上面にマットSW5が敷かれる位置を決めるための溝が形成されている。又、架台6の正面には所定位置に敷かれマットSW5の感度調整用つまみ5fが通る穴が形成されている。さらに、感度調整用つまみ5fの横にはランプ7が取り付けられているとともにボタン電池ホルダ7aが埋設されている。このランプ7とボタン電池ホルダ7aはマットSW5と電気回路を形成している。
【0012】

「次にマットSW5について、機能・特徴を述べます。上記と同様に箇条書きのつもりで①軸5aは非導電性であるプラスチックで作られている。
②軸5aは断面が正方形の棒形状である。
③電極板5b、5cは導電性の弾性部材の板バネで形成されている。
④電極板5b、5cは互いに対面するように軸5aに取り付けられている。
⑤電極板5bの一端にはリード線5dが、電極板5cの一端にはリード線5eがとりつけられている。感度調整用つまみ5fはネジシャフト5gの一端に取り付けられていて、他端には感度調整板5hが電極5b、5cに挟持されるように取り付けられている。これらのマットSW5の部材は感度調整用つまみ5fを残しゴム状のシート5iによって防水密閉される。上記の箇条書きをつなげて下記に書き直します。
引き続き、上記架台6に取り付けられる感知具の一例であるマットSW5について述べる。軸5aは非導電性であるプラスチックで作られており、断面が正方形の棒状である。又、電極板5b、5cは導電性の弾性部材の板バネで形成されており、互いに対面するように軸5aに取り付けられている。そして、電極板5bの一端にはリード線5dが、電極板5cの一端にはリード線5eがとりつけられている。又、感度調整つまみ5fはネジシャフト5gの一端に取り付けられていて、他端には感度調整板5hが電極5b、5cに挟持されるように取り付けられている。これらの各部材は感度調整用つまみ5fを残しゴム状のシート5iによって防水密閉される。。
【0013】
次にランプ7とマットSW5の関係を図4の回路図に従って説明する。マットSW5のリード線5dはランプ7の電極の一方に接続され、リード線5eはボタン電池7aの陽極に接続されている。そして、ランプ7の電極の他方はボタン電池ホルダ7aの陰極に接続される。このように構成されたマットSW5に上方から加重されると、マットSW5の電極板5dが撓み電極板5eと接触して接点が閉じられ、ランプ7にボタン電池ホルダ7aにセットされているボタン電池の電流が流れ込みランプ7が点灯する。尚、調整つまみ5fを操作して感度調整板5hを電極板電極板5b、5cの間を軸5aから離れる方向に移動させると、電極板5b、5cが撓み難くなり、接点を閉じるには大きな加重が必要となる。又、逆に感度調整板5hを軸5aに近づけると小さな加重で電極板5b、5cが撓み易くなり、接点が閉じる。
【0014】

「次ぎに猫砂利用容器3と尿取りパット用容器4について説明しましょう。
今までと同様に特徴を箇条書きのつもりで書きます。
尿取りパット用容器4について:
①尿取りパット用容器4は底面が長方形のトレイ形状です。
②尿取りパット用容器4の底面はマットSW5の上面に対応した大きさに形成されている。
猫砂利用容器3について:
①猫砂利用容器3は底面が長方形のトレイ形状です。
②猫砂利用容器の底面3aは網状の板で形成されています。底面3aの網目の大きさは猫砂利の大きさよりも小さいです。
③猫砂利用容器3の上部の縁周面には外側の延びるフランジ3bが形成されている。このフランジ3bの大きさはケース2内に収納したときに、ケース2の壁面と接触して動かなくなる大きさである。」
次ぎに猫砂利用容器3と尿取りパット用容器4について説明する。尿取りパット用容器4は底面が長方形のトレイ形状でり、その底面がマットSW5の上面に対応した大きさに形成されている。又、猫砂利用容器3は底面3aが長方形のトレイ形状であり、その底面3aは網状に形成されています。この網目の大きさは猫砂利の大きさよりも小さいく作られている。さらに、猫砂利用容器3の上部の縁周面には外側の延びるフランジ3bが形成されている。このフランジ3bの大きさはケース2内に収納したときに、ケース2の壁面と接触して猫砂利用容器3が動かずに安定した状態になる大きさである

【0014】
「次に、簡単に各構成部材の配置を説明します。箇条書きのつもりで
①架台6に取り付けられているマットSW5に尿取りパット用容器4を乗せてガイドレール2bに沿ってケース2の所定の位置に収納する。
②猫砂利用容器3をケース2の上から仕切板2aに乗せてセットする。」
次ぎに各構成の配置を説明する。先ず、尿取りパット用容器4は架台6に取り付けられているマットSW5の上に乗せられる。そして、その状態で架台6はガイドレール2bに沿ってケース2内の所定の位置に収納される。次に、猫砂利用容器3はケース2の上から仕切板2aに乗せられてケース2内へセットされる。
【0015】

「次は猫のトイレ1の働きを書きます。箇条書きのつもりで、
①猫が猫砂利用容器3に入りおしっこをすると、排尿は猫砂利用容器3の網状の底面3aを通り、尿取りパット用容器4内の尿取りパットに吸収され溜められる。
②猫がこの猫のトイレ1を使い続けると、尿取りパットは尿を吸収し続け、尿取りパット用容器4は所定の重さに達する。
③マットSW5は排尿で重くなった尿取りパットの重さを感知し、電気接点を閉じる。
④マットSW5の電気接点が閉じられると、ランプ7が点燈する。
上記のように構成されている猫のトイレ1を猫が使用すると、猫の排尿は猫砂利用容器3の網状の底面を通過し尿取りパット用容器4内の尿取りパットに吸収され溜められる。使い続けるとやがて、尿取りパット用容器4は所定の重さに達する。マットSW5は排尿で重くなった尿取りパットの重さを感知し、電気接点を閉じ、ランプ7が点燈する。
【0016】

(即ち、に続いて効果を書きます。効果には少なくとも【発明の効果】で記載した事項はいれるようにしましょう、記載していない効果もあれば書きましょう。
即ち、尿取りパット用容器4に溜まった尿の量が所定の重さに達すると、感知具の一例であるマットSW5が感知し、表示具の一例であるランプが外観からわかるように点燈する。よって猫の飼い主は猫のトイレ1から尿取りパット用容器4を取り出して状態を確認する必要がなくなる。又、外観から容易に尿取りパットの状態を確認できるので、交換時期を忘れてしまい尿がトイレから溢れるという非常事態を回避できる。
【符号の説明】
【0017】
1 猫のトイレ
2 ケース
2a 仕切板 
2b ガイドレール
3 猫砂利用容器
3a 底面
3b フランジ
4 尿取りパット用容器
5 マットSW
5a 軸体
5b 電極版
5c 電極板
5d リード線
5e リード線
5f 調整調整用つまみ
5g ネジシャフト
5h 感度調整板
5i ゴム状シート
6 架台 
7 ランプ
7a ボタン電池ホルダボルダ










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猫さん・犬さんペットグッズの出願前準備その2:特許調査をしましょう。
☆1.始めに
1.特許調査の意味
出願対象の分野にどのような発明が既に出願されているかを知るのは極めて重要です。明細書の作成の上でも参考になります。又、同じようなグッズがあった場合でも自分の発明したグッズとの差異を知った上で明細書を作成すると登録性の高い明細書となります。

2.調査対象
今回は猫のトイレを例に特許調査の仕方を説明します。この猫のトイレの特徴を列記します。
①上方が開放した箱形状のプラスチック製の容器です。
②この容器は底部分が網状の仕切板により上層と下層の2層に分けらていて、上層には豆粒大のプラスッチク製の砂利が入れられています。下層は引出になっていて尿取りパットが敷かれています。
③トイレの外観に尿取りパットの交換時期を知らせる表示機能を持たせています。

☆2.特許調査
このブログの左下のリンクの覧に特許検索があります。これは特許電子図書館の特許検索にリンクしていますのでご利用下さい。

1.特許検索の利用
(1)検索画面の呼び出し
次の青字の特許検索をクリックして下さい。特許検索(ここをクリック)
図1が表示されます。これにキーワードを入れて検索します。
[図1]
P1000228.jpg

(2)キーワードの選択
キーワードの選択はペットグッズの出願前準備(考えをまとめましょう)で出た構成部材の中から選び使用します。下記①~④のキーワードを選択しました。これを順次入力して出願件数を1000件以下に絞ります。
①猫 ②トイレ ③パット  ④尿 

(3)キーワード入力
「猫」を入力し検索したところ図2が表示されました。
図2
P1000340.jpg
図2の検索結果から2011件であることがわかります。件数が多いので絞る必要があります。検索結果を絞り込むには、ワードを追加、変更するか「詳細設定」ボタンを押して「検索条件」「検索期間」を再設定します。 キーワードを追加します。追加するキーワードは「猫 尿」「猫 トイレ」「猫 パット」の3パターンで検索します。

(3)入力結果
「猫 尿」をキーワード入力すると、198件検出(pcの検出画面を図3に示しましす。)されました。P1000341.jpg
同様にして「猫 トイレ」「猫 パット」の2パターンを入力しその結果を下記しました。

猫 尿     198件
猫 トイレ   157件  
猫 パット     5件
合計      360件
検索の結果 特許・実用360件 検出しました。360件程度なら全ての要約書(発明の概略を書いたもの)に目を通しましょう。あくまでも参考文献の検索ですからこの程度で良いとおもいます。

(4)一覧表示と簡易表示
猫 尿をキーワード入力したpcの検出画面(図3)の一覧表示をクリックすると一覧画面が表示されます。(図4に示します。)
図4
P1000342.jpg
一覧画面に表示されている発明の名称から関係あると思われるものを選び公開番号をクリックします。すると図5に示すような簡易表示がでます。この簡易表示は発明の概略を説明しています。
図5
P1000343.jpg
(5)先行技術文献調査
上記しました手順で色々先行技術文献調査しましたが、類似した案件は検出されませんでした。新規性があり登録される可能性があるということです。参考となる案件はありませんでしたが、あえて2件ピックアップしました。図5に示す案件と他1件(図6)です。この2件の案件を参考文献として出願書類を作成していきます。
図6
P1000345.jpg


次回は特許明細書の書き方をこの猫のトイレを例にとり説明いたしますので、宜しくお願いします。


猫さん・犬さんペットグッズの出願前準備:考えをまとめましょう

☆1.始めに
(1)主旨
出願書類の作成にあたり自分の考え練り直す必要があります。これが不十分ですと軸がぶれます。説明の為、今回はペットグッズである猫のトイレに関するものを例にとり説明いたします。あくまでも説明の為ですから、新規性、使い勝手等は良いものとみなします。
(2)説明例
今回は猫のトイレです。このトイレは上方が開放した箱形状のプラスチック製のケースです。このケースは底部分が上層と下層の2層に分けられています。上層は底部分が網状で豆粒大のプラスッチク製の砂利が入れられた猫砂用容器です。下層は引出になっていて吸水性シート「以後(尿取りパット)といいます。」が敷かれた尿取りパット用容器を収納しています。ここまでが市販されている猫のトイレです。ここに吸水パットの交換時期を外観からわかる機能を持たせたものが今回の発明品です。写真1,2は市販されている猫のトイレです。
写真1
P1000338.jpg
写真2
P1000339.jpg

☆2.考えをまとめましょ
1.問題点(発明を思いついた理由)の明確化
問題点を箇条書きしましょう。どんな小さなことでもOKです。例えば、自分の発明品の比較対象品(市販されている製品)の欠点を列記します。
(1)市販されている猫のトイレを使用した場合の問題点を下記します。
①尿取りパットの交換時期を忘れてしまい、尿取りパット用容器から溢れるという非常事態が発生する。
②吸水パットの吸水状態を外観から確認できない。(尿取りパット用容器をトイレからだして確認する必要がある。)

2.従来の製品の構成部材
従来の製品の構成部材を列記します。猫のトイレの構成部材は以下の通りです。
①猫砂利用容器
②尿取りパット用容器

3.発明対象の猫のトイレの構成部材
付録的な構成部材は省いて下さい。問題点を解決できる最小構成部材のみを記載しましょう。
①猫砂利収納部
②尿取りパット用容器
③感知具(尿取りパットが所定の重さに達するとこれを感知する)
④表示具(感知部に連動し交換時期を表示する。)

4.本発明の作用
上記した発明の構成部材の言葉を使って問題点を解決する工程又は動作を説明します。説明するのに使わなかった構成部材は構成部材から削除してください。権利の範囲を示す特許請求の範囲の欄がありますが、最小の構成要素で記載するのが通常です。構成要素が増えれば増える程に権利の範囲が小さくなります。その代わりに登録される率が高くなります。
(1)発明対象の猫のトイレの作用
猫がこのトイレを使用すると、猫の排尿は猫砂利収納部を通過し尿取りパット用容器に入れられている尿取りパットに吸収される。尿を吸収した尿取りパットは重くなり所定の重さに達すると感知具がこれを感知する。尿取りパットの重さを感知した感知具は表示具に働きかけ交換時期を表示させる。

5.効果
上記作用から導き出される効果を書きます。これが上記した問題点と合致しているかを確認し、合致していない場合は問題点、或いは、効果を合致するまで修正しましょう。
①尿取りパットの交換時期を忘れてしまっても、交換時期表示部が交換時期を表示するので、尿がトイレから溢れるという非常事態が発生しない。
②交換時期表示が外観から交換時期を表示するので、わざわざ、尿取りパット用容器をトイレから引き出して確認する必要がない。

6.追記
上記した一連のストーリは今後の出願書類の基軸になる物です、この基軸からずれないように出願書類を作成します。

次回はこの案件に対して特許調査を実施します。





ネコちゃん・犬ちゃんのペットグッズいろいろ

☆1.始めに
私の家には犬がいます。名前はロンといいます。ロンはおもちゃが大好きです。そこで、今回は特許出願されているいろいろな猫、犬グッズを紹介したいと思います。

☆2.事例(特許要約書をそのままコピしています。)
1.ボール
(1)【構成】 球形のケース内で重りを減速機付きモータで回転移動させ、重心の移動を起こさることにより、全体が転がるようにしたものです。
(2)【効果】 ボールが自動的に転がるようになる。幼児、猫、犬がこれを追って遊びます。
P1000329.jpg
(3)私の感想
構成が同じかどうかわかりませんが、ペットショップでみたことがあります。1000円前後で売られていました。私の家にも猫が2匹いますので、買いそうになりましたが、店が混んでいたのでやめました。いい案件だと思います。

2.爪切り袋
(1)【課題】ペットの爪が通り難く、ペットの収容がスムーズで、拘束し易く、足を引出し易く、ペットにストレスが溜まらず、暴れることも少なく、取扱い易く、使い勝手に優れ、誰でも簡単に且つ迅速に爪切り作業が行え、家庭で手軽に利用でき、構成が簡素で、量産に適し、低廉に提供でき、経済的なペットの爪切り作業用拘束具を提供する。
(2)【解決手段】ペットの頭部を除いた部分全体を収容する略袋状の拘束具基体Aを形成し、拘束具基体Aの前部には前部開口部1を設け、拘束具基体Aの上部或いは側部には、前部開口部1に連続する収容開閉部2を設け、拘束具基体Aの下部の適宜位置には、拘束具基体Aの外から作業者の手を入れて所望の足を引出せるような下部開閉部3を複数設け、拘束具基体Aの前端部分或いは前端部分近傍には、前部開口部1を括って、ペットの胴前部分を囲繞できるような緊締手段を設ける。
P1000330.jpg
(3)私の感想
猫の爪切は大変です。ほっておくと、爪がわれてきます。時折カーペットにひっかかり取れなくて困ってしまったことがあります。これもおもしろくて良い案件だと思います。ただ、類似した案件が沢山あるようなきがします。

3.猫じゃらし
(1)【課題】飼い猫を長時間にわたり遊ばせるおもちゃを提供する。猫に遺伝的にある狩猟本能を刺激して猫を遊ばせる。
(2)【構造】底部が曲面であり、底部に重りが設けられ、水平面に置くと重りの作用により自動的に起き上がる本体に、猫じゃらし状の装飾体を取付ける。装飾体は床面に達するように形成する。重りは揺れが長く継続するようにその大きさと配置位置が選ばれる。
P1000331.jpg
(3)私の感想
これによく似たものを購入したことがありますが、投げると遊ぶのですが、すぐに飽きてしまいました。今どこにあるのかわかりません。

4.糞取り具
(1)【課題】犬の運動若くは散歩時の糞を、片手だけを使いワンタッチで撮(つま)み、すくい上げ収納袋に収拾してしまう、又その袋は買物時に包装用として使われているビニール袋が利用できる使い捨て方式でもあり、非常に便利で且つ衛生的な汚物収拾用具を提供する。
(2)【解決手段】すくい上げる部分に穴をあけたスコップ状のすくい上げ用具1の表面に撮み機能の撮み手2をグリップ3の一部にバネ支点10を持って設置され、背面には着脱式汚物収納袋を固定する袋固定板4が蝶番8で取り付けられてあり、固定リング7をスライドさせて袋固定板4の固定若くは解除をして汚物収納袋を着脱する。
P1000333.jpg
(3)私の感想
私の場合はナイロン袋に手を入れて、糞を撮んでナイロン袋裏返します。その時の指先の感触が好きじゃないです。こんなのがあればいいな。

5.猫の爪とぎ
(1)【課題】 猫が爪を研いでも、紙片や体毛、皮膚等が周囲や部屋の中にまき散ることが少ない猫の爪研ぎ器を提供する。
(2)【解決手段】 積層段ボール2の積層断面又は波状の折曲部を爪研ぎの研磨部10とし、この積層段ボール2を着脱自在として、掃除や交換を容易にすると共に、研磨部10とケース3の外板30との間に紙片収納部25を設け、この紙片収納部25に、紙片や体毛、皮膚等が落ちるようにして、外部に直接まき散らされることを少なくする
P1000334.jpg
(3)私の感想
爪とぎの周辺はダンボールの紙片で散らかっています。こんなのがあればいいなと思います。ちなみに我が家の猫は見ているときは爪とぎを使うのですが、いない時ふすまでかいているようです。ふすまは傷だらけ、



目次です
特許関係記事一覧です。
書き方も記載していますので、出願しようとする案件に近いものを選んで参考にしてください。

1.園芸グッズ
園芸グッズの特許いろいろ
園芸グッズの特許考えをまとめましょう。
園芸グッズの特許調査。
園芸グッズの特許明細書の作成。
園芸グッズの特許請求(独占権)の範囲。
園芸グッズの特許要約書、図面。
園芸グッズの特許願の作成。
園芸グッズの特許いよいよ出願。
園芸グッズの特許の審査請求。

2.健康食品
健康食品特許いろいろ
健康食品の特許出願、考えをまとめましょう査
健康食品の特許調査
健康食品の特許明細書の作成
健康食品の特許請求の範囲の作成
健康食品の特許要約書および図面の作成
健康食品の特許願いの作成
健康食品の特許いよいよ出願
健康食品の特許審査請求

3.酒の肴の特許出願
酒の肴の特許出願いろいろ
酒の肴の特許出願、考えをまとめましょう。
酒の肴の特許調査
酒の肴の特許明細書の作成
酒の肴の特許請求の範囲の作成
酒の肴の特許要約書および図面の作成
酒の肴の特許願いの作成
酒の肴の特許いよいよ出願
酒の肴の特許審査請求

4.雑貨の特許出願
たわしの特許出願いろいろ
たわしの特許出願考えをまとめましょう。
たわしの特許出願考えをまとめましょう。
たわしの特許調査
たわしの特許明細書の作成
たわしの特許請求範囲の作成
たわしの特許要約書および図面の作成
たわしの特許願いの作成
たわしの特許いよいよ出願
たわしの特許審査請求


5.ペットグッズ特許出願
1.ペットグッズいろいろ
2.猫ちゃんのトイレ猫さん・犬さんペットグッズの出願前準備:考えをまとめましょう
3.猫ちゃんのトイレんの特許調査
4.猫ちゃんのトイレの特許明細書の作成
5.猫ちゃんのトイレの特許請求の範囲の作成
6.猫ちゃんのトイレの要約書および図面の作成」
7.猫ちゃんのトイレ、特許願いの作成
8.猫ちゃんのトイレ特許出願、特許庁へいよいよ出願
9.猫ちゃんのトイレの特許審査請求


6.ダイエットグッズの出願ノウハウ
ダイエットいろいろ
ダイエットグッズ、出願前準備、考えを纏めましょう
特許出願前準備、「特許調査をしましょう
ダイエットグッズ特許明細書の作成
ダイエットグッズ、特許請求の範囲の作成
ダイエットグッズの特許要約書および図面の作成
ダイエットグッズの特許願いの作成」
ダイエットグッズ、特許庁へいよいよ出願
ダイエットグッズの審査請求

7.アダルトグッズの特許出願
アダルト出願いろいろ
アダルト出願前準備考えをまとめましょう
アダルトグッズの特許調査
アダルトグッズ、特許明細書の作成
アダルトグッズの特許範囲の作成
アダルトグッズの要約書、図面の作成
7.アダルトグッズの特許願いの作成
特許庁へいよいよ出願


特許料とスポンサーが付かずに消える特許

☆1.特許料金
”特許料”とは、特許権を取得・維持するために特許庁に対して支払う手数料をいいます。特許料は、各年度ごとに支払わなければなりません、その納付期限は、前年以前であると定められています。(特許法第108条)。数年度分を、予め、まとめて支払ってもかまわない。ただし、1年度~3年度の特許料は、特許査定から30日以内に、まとめて支払わなければなりません。4年目以降の特許料を、特に、年金と呼ぶこともあります。
(1) 減免・猶予制度について
 一定の条件を満たすと、審査請求料、特許料、登録料が減免もしくは猶予されます。
例えば、市町村民税非課税の人は審査請求料、1~3年の特許料、1~3年の実用新案登録料、実用新案技術評価の請求手数料が免除されます。また、資力に乏しい法人※は審査請求料が1/2に、1~3年の特許料が3年間猶予されます。家庭の主婦や大学生などは市町村民税は非課税の場合が多いですから利用することができます。その他にも該当する場合がありますので、詳しくは特許庁のホームページを参照してください。青字で書かれた「特許関係費用の減免措置一覧」をクリックし参考にして下さい。
特許関係費用の減免措置一覧
(2)登録時の特許料金
「(2,300円+請求項数×200円)×3 ←3年分の特許料」
※平成16年3月31日以前に審査請求をした出願については、
(13,000円+請求項数×1,100円)×3
(3)登録後3年以降
 4年~6年 毎年7,100円+500円×請求項数
 7年~9年 毎年21,400円+1,700円×請求項数
 10年~25年※ 毎年61,600円+4,800円×請求項数

☆2.出願された案件は今
(これは私の個人的意見です。資料・統計をもとにしたものではありません。あくまでもいい加減な感覚です。)
町の発明家さん10人が特許出願すると、審査請求するのは1人程度です。出願時にはテンションも高く、燃えていますが、1年程度で熱も冷め審査請求されずに出願は取り下げされます。叉、審査請求された案件が10件あるとすると特許になるのは1件程度です。特許になった案件10件あるとすると、3年後に第2回目の特許料納付時に特許料金を納め生き残る特許は3件程度と思います。3年後にはスポンサーが付かずに製品が市場に出ることなく消えてゆきます。これから計算すると、千人の発明家さんが各1件出願した場合に3人の発明家さんの特許が生き残っていることになります。しかし、出願の中には軽い気持ちで(何かの記念に出願する人もいます。)出願する人もいますから実質的なことはわかりません。でも宝くじよりは確率が高く、その人の技量による所が大です。

1.スポンサーが付かず消えた特許
(1)事例
①事例1
私の知人であるY氏は編み機で衣服の生地を編んでいる編み屋さんです。私はYさんから相談を受けました。 その相談の内容は編み機の針を押さえる部品であるシンカープレートに関するものです。このシンカープレートはシリンダー釜の溝の間に押し込まれた鋼板片です。この鋼板片の形状を変更することにより、シリンダー釜の清掃の回数を減らすことができると言うものでした。私はその時には既に特許業界にはいませんでしたので、無料でY氏の書いた特許明細書を添削し出願しました。その結果、特許査定されて特許料金を払い込み特許権をえましたが、スポンサーが付かずに3年が過ぎました。第2回目の特許料は3年後に特許庁に払い込む必要があります。販売の見込みがない為、第2回目の特許料金は払らわれず、特許権を放棄してしまいました。それからしばらくして、メーカーから類似した商品が販売されたそうです。
②事例2
次にご紹介するのはダイエット用スリッパの特許調査で知った案件です。要約部分をそのまま引用します。「【目的】 この発明は、足が細くなるためのダイエットを行なっていても、他人にはダイエットを行なっていることが知られないダイエット用のスリッパを提供することにある。
【構成】 かかと部(2)を取り去りつま先立ちで歩行してダイエットを促進するスリッパにおいて、スリッパ(1)の底部(3)はかかと部(2)までの大きさを有し、かかと部(2)と底部(3)をスポンジ等の素材の布(4)で包み、かかと部(2)を中空(5)としたことを特徴とする。また、かかと部(2)をスポンジ等の柔らかな素材(6)で形成したことを特徴とする。」
(2)くやしい特許
上記しましたように、事例1、事例2の特許は費用と時間を費やしたにも関わらず、消滅してしまいました。出願者の方の無念ははかり知れません。すこし調べただけでもこのような特許は沢山あります。

2.考察
私はこのように登録されたにも関わらず消えてゆく特許をみると悲しくなります。消えてゆくのであれば、安く譲りましょう、掛かった費用より安くてもいいでしょう、譲りましょう。という訳で、譲っていいという特許があれは、このブログに記載したいと思いますので、宜しくお願いします。拍手をクリックしてブログ管理人にメッセージを送るのフォームから送信してください。このフォームは未公開に設定しています。
ダイエットグッズの出願審査請求
前回と同様にダイエット用のつま先歩行用のスリッパを例にとり説明します。
☆1.始めに
出願するだけでは,審査はされません。審査してもらうためには出願審査請求書を出さなくてはなりません。すなわち、特許出願されたもの全てが審査されるわけではなく、出願人又は第三者(誰でも)が審査請求料を払って出願審査請求した出願だけが審査されます。審査請求されなかった出願は、取り下げられたものとみなされますが、以後は誰も特許をとることはできません。

☆2.審査請求の決まり事
青字の審査請求の決まり事をクリックしてく下さい。(特許庁の審査請求記載事項にリンクしています。)
ここに記載された内容を噛み砕いて説明します。
審査請求の決まり事

1.審査請求の時期と特許件の有効期間
特許の有効期間は、特許出願の日から20年です(例外的に延長される場合があります)。通常は、出願から20年を経過すれば、その特許権は消滅します。出願の日から20年を経過しなくても、特許料の不納等の他の理由で、特許権が消滅する場合もあります。特許権が現在有効であるかどうか調べるには、特許原簿を閲覧すればわかります。
例えば、特許出願をしてから、その後、審査請求をして、審査があり、審査が終了し、特許料の納付して、特許権が発生するまでに、5年かかれば、特許の有効期限は、残り15年ということになります。

2.出願審査請求日
特許申請の日(法律用語では特許出願日といいます)から3年以内(出願日が平成13年10月1日よりも古いものは7年以内)らばいつでも出来ます。しかし、忘れてしまわないように、1~2年のうちに審査請求をするかしないかを決めた方がいいでしょう。申請と同時にも請求できますが、出願番号(オンライン申請では直ぐに手に入る)を手に入れてからが良いでしょう。

3.出願審査請求書の作成方法
用紙は、すべてA4サイズで、各ページが50行、各行が40字です。
以下の例を見て、同じ書式にしてください。
青文字で審査請求様式と書かれている部分をクリックしてください。特許庁の出願審査請求にリンクしています。出願審査請求様式
赤色のところは御自分の場合に合わせて書き直してください。
それ以外は説明です。
(1)審査料金
用紙の左上に特許印紙を貼ります。
貼った特許印紙の下に 料金額を( )して書きます。)
(122000円)(請求項の数が1つの場合)

(2)書類名 
請求人が出願人以外である場合には出願審査請求書(他人)と記載します。
【書類名】          出願審査請求書
(3)提出日
【提出日】    平成24年11月1日   
①郵送(印紙が高額なので書留にして下さい)で特許庁へ送る場合はその日の日付
②発明協会のパソコンでオンラインによる手続きをする場合にはその日の日付
(4)許庁長官です。
【あて先】     特許庁長官
(5)出願の表示
記載しません
【出願の表示】
(6)出願番号
出願によって手に入れた出願番号を入れます。
【出願番号】特願2016-OOOOO
(7)請求項の数
明細書の請求項の数を見て記載します
【請求項の数】    1  
(8)請求人と識別番号
【請求人】
【識別番号】OOOOOOOOO  
  
(郵便による出願によって与えられます)
  【住所または居所】  愛知県名古屋市・・・・1番地1号
  【氏名】       ダイエット 花子

【代理人】(今回は自分で行うので記載の必要はありません)
  【識別番号】
  【弁理士】
  【氏名または名称】
【手数料の表示】
  【納付方法】
 
 【予納台帳番号】(特許印紙で払うので,今回は記載の必要はありません)
  【納付金額】     122000(請求項の数により変わります)


4.出願審査請求の料金の計算
(平成23年8月1日以降の審査請求の場合)
審査請求の料金は、特許庁に支払うもので、次のように定められています。
 118,000円+4000円 X 請求項の数
例とした明細書では、請求項の数は1つなので
        =118,000円+4000円 X 1
        =122000円   となります。   
この料金は、個人が一度の特許申請をする場合には、特許印紙で支払うのがいいと思います。
審査請求費用、その他費用について青字で書いる費用一覧をクリックして下さい。
費用一覧





ダイエットグッズ・特許庁へいよいよ出願
前回と同様にダイエット用のつま先歩行用のスリッパを例にとり説明します。
☆1.初めに
特許権の取得に必要な書類は今までの記事で作成しました。これらを特許庁に出願(提出)する必要があります。出願方法も様々です。書面(窓口、郵送)、オンラインで行う方法があります。

☆2.書面出願について(一生で数度しか特許申請をしない人向け、簡単)
(1)書面出願とは
必要な書類内容(願書、明細書、図面、要約書)を紙にプリントして、書留郵便で特許庁に郵送する方法です。電子データ化するたの料金が加わり割高になります。特許申請をする度に不経済なことになりますが、事前手続(「識別番号付与請求書」「電子情報処理組織使用届」「予納届」)の必要がないので簡単です、一生で数度しか特許申請をしない人はこの方法をお勧めします。
書面手続きについてのリンクの欄です。下記の「書面手続き(青字)」クリックしてください。発明協会の書面手続きのページにジャンプします。 
書面手続き
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(2)書面出願の手順
①所定の形式で出願書類を作成する
7回に渡ってダイエエトグッズの出願書類に関する記事を記載してきましたので、それを参考にして作成してください。
②特許印紙を貼る。
郵便局で必要な額の特許印紙15000円を購入して「願書」に貼り付ける。(予納制度、現金納付制度の利用も可能で、その場合は特許印紙を貼り付ける必要なし)
③出願書類を書留で特許庁長官宛に郵送もしくは特許庁の出願課窓口に提出。
提出先住所: 〒100-8915 東京都千代田区霞が関3-4-3 特許庁長官殿
郵送する封筒には忘れずに「出願書類在中」と記載しておきましょう。
④電子化料金を納付
出願後(財)工業所有権電子情報化センターから電子化料金の払い込み用紙が送付されてきます、これに必要事項を記載して電子化料金を納付します。(書類を出してから2、3週間程度必要)
電子化手数料の額:1件につき、1,200円に書面1枚につき700円を加えた額です。
(例:特許出願書類の枚数が10枚の場合・・・1,200円+(10枚×700円)=8,200円)
参考までにその他特許にかかる費用を知りた方は下記に青文字で「特許関係費用」と書かれた部分をクリックして下さい。特許庁の費用一覧のページにリンクします。
特許関係費用

☆3.特許電子出願
出願を業としている人向けです。初期手続きが結構大変なんです。特許庁にアクセスし、マニュアルに従って手続きを行いますが、マニュアルを読んだだけでは理解できない方が多いと思います。冷たいようですが、効率を考えたら絶対に割に合いません。やってみようと思う方は一応 下にリンクしておきました。
電子出願マニュアル

☆4.発明協会の電子端末から出願
1.全国の発明協の住所は下記の青字の「発明協会の住所」をクリックして下さい。
発明協会の住所
発明協会に行く時には住民基本台帳カードに電子証明書を格納するICカード形式のものを持参します。
市区町村役場でお聞きください。なお、電子証明書を取得する際にパスワード設定します。重要ですので忘れないように。このパスワードを忘れると手続できません。窓口にいくと係りの者が色々教えてくれます。

発明協会の職員の方多くは市役所等の公務員の天下りですので、利益は追及しません無料で丁寧に教えてくれます。しかし、根からの特許マンではありませんので、難しい案件は担当の弁理士に振ろうとします。金銭にゆとりがない場合は注意して下さい。


ダイエットグッズの特許願の作成へトライ
前回の記事である特許要約書・図面の作成の続編です。前回と同様にダイエット用のつま先歩行用のスリッパを例にとり説明します。

☆1.初めに
(1)出願書類の様式
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。それらの様式は、下記しました青文字の「特許出願書類の様式」をクリックし名前付け保存して下さい。(特許庁の様式集にリンクしています。)
特許出願書類の様式

次は「特許願」の作成です。願書に記載す文字は赤字です。それ以外は説明です。

☆2.様式
【書類名】       特許願
【整理番号】      AAA001111
【あて先】       特許庁長官殿
【国際特許分類】    A43B  3/10
【発明者】
 【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1番地1号
 【氏名】        ダイエット 花子
【特許出願人】 
 【識別番号】
 【郵便番号】      111-1111
 【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1番地1号
 【氏名又は名称】    ダイエット 花子  
【手数料の表示】
 【予納台帳番号】××××××
 【納付金額】15000
【提出物件の目録】
【物件名】    特許請求の範囲 1
 【物件名】     明細書  1
 【物件名】     図面    1
 【物件名】     要約書   1


☆3.特許願い作成要領
【書類名】       特許願
1.【整理番号】について
【整理番号】      AAA001111
【整理番号】には任意で好きな英数字で10文字以内で記載(ローマ字「大文字に限る。」、アラビア数字若しくは「-」又はそれらの組み合わせからなる記号であって、10字以下のものを記載して下さい。)私はAAA001111にしました。

2.【国際特許分類】について、
【国際特許分類】    A43B  3/10   
前回の特許調査で得た先行文献の特許分類をそのままコピーしましょう。通常は特許分類表で調べますが、面倒です。( ××××□□×/××の特許分類で調べて ″/″の前の数字が3桁に満たないときは足りない桁分空白を入れます。不明な場合は省略しても良いことになっています。)    

3.発明者について
【発明者】
 【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1-1-1
 【氏名】        ダイエット 花子
 
発明者の欄と出願人の欄がありますが、特許の権利は出願人にあります。又、発明者は人です。法人或いは団体名はダメです。
(1)「【住所又は居所】」の欄には、◯◯県、◯◯郡、◯◯村、大字◯◯、字◯◯、◯◯番地、◯◯号のように詳しく記載して下さい。
(2)「【氏名】」の欄には、戸籍に記載されている氏名を記載して下さい。通称名やペンネーム等は認められません。
(3)発明者の欄に記載すべき者が2人以上あるときは、次のように欄を繰り返し設けて記載して下さい。
【発明者】
 【住所又は居所】
 【氏名】
【発明者】
 【住所又は居所】
 【氏名】

4.特許出願人について
【特許出願人】 
 【識別番号】
 【郵便番号】      111-1111
 【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1番地1号
 【氏名又は名称】   ダイエット 花子

特許出願人が権利者です。
(1)【識別番号】には9桁の数字( “識別番号付与請求書”により取得) 識別番号を記載します。記載した場合は、住所の記載は省略できます。初めて出願する方には識別番号がありませんので、「【識別番号】」の欄は設ける必要はありません。
(2)【住所又は居所】の欄について
「【住所又は居所】」の欄には、◯◯県、◯◯郡、◯◯村、大字◯◯、字◯◯、◯◯番地、◯◯号のように詳しく記載して下さい。但し、識別番号を記載したときは、「【住所又は居所】」の欄は設ける必要はありません。
(3)【氏名又は名称】の欄について
「【氏名又は名称】」の欄には、特許出願人が自然人にあっては氏名を記載します。
法人にあってはその名称を記載し、「【氏名又は名称】」の次に「【代表者】」の欄を設けて、その代表者の氏名を記載して下さい。以下の通りです。
【郵便番号】      111-1111
【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1番地1号
【氏名又は名称】    ダイエット グッズ株式会社
【代表者】      ダイエット 花子   印又は識別ラベル
書面による出願の場合は印又は識別ラベルを貼りつけます。
・「押印」又は「識別ラベル」について特許出願人の氏名(法人にあっては代表者)の横に、朱肉を用いて鮮明に印を押すか、又は、識別ラベルをはって下さい。印を押すときは識別ラベルは不要です。また、識別ラベルを貼るときは印を押す必要はありません。

5.手数料について
【手数料の表示】
【予納台帳番号】××××××
【納付金額】     15000

特許業界は一般に前金です。手続き前にお金を支払う必要があります。予納等の支払いについては次回の記事「いよいよ出願」でお話します。
【予納台帳番号】××××××は6桁の数字(“予納届”により取得)
【納付金額】 15000は入力時″,″、″円″は不要
書面出願(必要な書類内容「願書、明細書、図面、要約書」を紙にプリントして、書留郵便で特許庁に郵送する方法です)で特許印紙を貼る場合は省略できる。

6・提出物件について
【提出物件の目録】
  【物件名】      特許請求の範囲 1
 【物件名】     明細書  1
 【物件名】     図面    1
 【物件名】     要約書   1

【提出物件の目録】の欄について
【提出物件の目録】の欄には、特許請求の範囲、明細書、図面及び要約書等特許願に添付する書類名を記載して下さい。数字は一式と言ういみですから、必ず″1″です。

注意:手数料の支払い方法に「電子現金納付制度」を採用した場合、【手数料の表示】欄は次のように記載してください(【納付金額】の行は削除)。
【手数料の表示】
 【納付番号】16桁の数字(インターネット出願ソフトで取得)



ダイエットグッズの特許・要約書及び図面の作成へトライ
前回の記事である特許請求の範囲の作成の続編です。前回と同様にダイエット用のつま先歩行用のスリッパを例にとり説明します。

☆1.初めに
(1)出願書類の様式
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。それらの様式は、下記しました青文字の「特許出願書類の様式」をクリックし名前付け保存して下さい。(特許庁の様式集にリンクしています。)
特許出願書類の様式

☆2.要約書とは
要約書は明細書等の他書面に比べると重要度がかなり落ちます。検索を容易にする為に書いているようなものです。検索されるのを嫌う場合にはわだとポイントを外して書く人がいるぐらいです。しかし、出願書類に含まれていますから書きましょう。
要約の文章は赤色文字で記載しています。それ以外は説明です。
(1)【課題】には前回作成した明細書の【発明が解決しょうとする課題】の部分をそのままコピーし貼り付けます。又、【解決手段】には明細書の【課題を解決するための手段】をそのままコピーし貼り付けます。そして、その構成部材の後ろには選択図中の構成部材の符号をいれます。
(2)様式
【書類名】 要約書
【要約】
【課題】従来のダイエット用スリッパは踵部分を取り去ることによりつま先立、つま先歩行を意識し実行するものであるが、次の①②に示す問題点があった。
①家事に集中していると、つま先立を忘れてしまう。
②スリッパの形状が特異であるため、それを履いているといかにも「ダイエットをしています」といった印象を他人に与え、恥ずかしい思いをする。
【解決手段】本発明のスリッパは踵部分が踏まれると検知信号を出す検知具3と、検知具の検知信号を受けて注意音を発生する注意音発生具4とが踵部分に埋設されていることを特徴としている。
【選択図】 図2


☆3.図面の作成
図面は原則として製図法(基本は三角図法と斜視図)に従って作成します。上手に図面を描くには熟練が必要です。しかし、上手に図面を描こうとすると何もかけなくなり挫折してしまいます。挫折してはいけません。第三者から見て発明品の特徴が分かる程度の絵を描きましょう。

1.図面の書ける人は図面を描きましょう。
ブログのリンクの欄に特許図面要領がありますので、これを参考にして下さい。

2.図面の書けない人は絵を描きましょう。
(1)写真を絵取る。
実物がない場合は類似した商品のカタログをPCで検索し図1の写真をプリントし絵取りましょう。
図1はスリッパを特許検索して得た図に本発明の構成部材であるリミットスイッチとボタン電池ホルダとスピーカーを追加したものです。斜視図を思わせますが、各部材の見る方向がそれぞれに違い、又、大きさも等倍ではありません。でも構成を説明するには充分です。本発明のスリッパを説明する概略構成図とします。
図2は図1の踵部分を拡大コピーし、PC検索したリミットスイッチの写真を貼り付けアレンジしたものです。本発明のスリッパを説明する断面図とします。
(2)図面の必要性
下手な図面であっても添付していればそこから査定に対する補正もできます。例えば、明細書に書かれていなくても容易に図面から理解できる事項についてはこれをもとに明細書を補正できる可能もあります。又、類似する後願の発明を排除できる可能性もあります。中には昔の特許図面は芸術だった、今はマンガの絵のようだと嘆く人がいますが、それはそれ、お金のある人は高い代金を払い専門家に描いてもらえばいいし、ない人はそれなりかんばって描けばいいのです。
(3)意匠図面
意匠図面は特許図面と違いデザインが重視されなますから、これはマンガ的なイラストはだめです。三角図法に基づいて正確に書く必要があります。
(4)提出図面
今回は特許庁に提出するわけではありませんので、清書はしません。
【書類名】 図面
【図1】

P1000325.jpg
【図2】
P1000328.jpg





ダイエットグッズの特許請求の範囲の作成へトライ
前回の記事である特許明細書の作成の続編です。前回と同様にダイエット用のつま先歩行用のスリッパを例にとり説明します。
☆1.初めに
(1)出願書類の様式
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。
それらの様式は、下記しました青文字の「特許出願書類の様式」をクリックし名前付けコピして下さい。
特許出願書類の様式

(2)特許請求の範囲とは、
特許請求の範囲を言い換えると、独占権の範囲となります、いわば出願書類の心臓部です。ここで、発明者は独占権の範囲を宣言します。広い範囲を含むように宣言すれば強い権利になりますが、審査ではねられる可能性も高くなります。逆に審査に通るようにと狭い範囲を宣言すると特許権としての価値がなくなる場合もあります。
(3)特許請求(独占権)の範囲と構成部材との関係
特許請求の範囲に記載する構成部材はできるだけ少なく。
代表的課題と代表的効果を結びつけるのに必要最小限の構成部材のみを記載しましょう。独占できるのは記載された部材を全て含む物だけです。独占権の範囲の大きさは記載する構成部材の数に反比例します。

☆2.特許請求の範囲の作成
特許請求の範囲の文章は赤色文字で記載しています。それ以外は説明です。
1.確認事項(出願前準備:考えをまとめましょうをもう一度見ましょう)
(1)問題点、構成部材、効果の関係が適切かを確認します。
(2)従来の製品の最小構成部材を確認します。
(3)発明の製品の最小構成部材を確認します。

2.書き方
(1)「○○○を備えた・・・・であって、△△△したこと特徴する・・・・・」と書きます。○○○には従来品の構成部材とその説明、△△△には発明品の構成部材とその説明,・・・には発明の名称を書きます。

3.ダイエット用のスリッパの問題点と構成部材と効果を再確認しましょう。
ダイエットグッズの出願前準備(考えをまとめましょう。)の記事をもう一度読んで問題点と構成部材と効果を整理しましょう。
(1)問題点の確認
下記①,②の理由により長期に渡って使用することができずにダイエットに失敗する。
①家事に集中していると、つま先立を忘れてしまう。
②スリッパの形状が特異であるため、ダイエットしていることが気付かれ恥ずかしい思いをする。
(2)従来のスリッパの構成部材
①スリッパ
②踵部
③踏まず部
④踏み付け部(つま先部分)
(3)発明対象のスリッパの構成部材
①スリッパ
②踵部
③検知具(踵部分に埋設され、踏まれると検知信号を出す。)
④警報音発生具(検知具から出た信号を受けて警報音をだす。)

(3)効果
①つま先立を忘れてしまうと、警報音が発生してつま先立していたことを思い出し、つま先立を続けることができ、ダイエットを実行できる。
②検知具が踵部分に埋設されているので、外観からは普通のスリッパに見えるのでダイエットに気付かれない。(恥ずかしい思いをしない。)
4.特許請求の範囲の記載
【書類名】特許請求の範囲
【請求項1】
ダイエットに使用するスリッパであって、踵部分を踏むと検知信号を出す検知具と、検知具の検知信号を受けて注意音を発生する注意音発生具とを踵部分に埋設したことを特徴するスリッパ。