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世の中ケセラセラ 何とかなるさ
会社で上司のいじめにあい、自殺経験2回、もうどうでもいいや、やけくそブログです。
ガーデニンググッズのデザイン(意匠)調査
余談です。
去年の冬、庭の手入をした時に、家内が植えたブルーベリー、これを枯草と間違って刈ってしまい、厳しく怒られました。ことし、目の前にある去年植えたブルーベリー、そのことを思い出しました。このブルーベリーもう一度、刈っちゃろか。
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そろそろ本題に入ります。
☆1.意匠調査の意味
出願しようとするデザインに関してどのようなデザインが既に出願されているかを知るのは極めて重要です。同じようなデザインがあった場合でも、デザインの一部を変更したり、あるいは、対象物品を変更すれば登録の可能性がでてきます。又、類似するタイプの案件は出願時の参考になります。

☆2.調査対象
今回は前回の記事(ガーデニンググッズのいろいろ)を受けてガーデニンググッズでよく見かけるプランタを例にとり意匠調査をしたいとおもいます。対象となるプランタを図1に、使用例を図2に示します。
図1
P1000469.jpg
図2(使用例)
P1000474.jpg
このプランタは連結してプランタの垣根を作るものです。図1に示すように、培養土を入れるプランタ本体1aと連結部1bとから構成されています。図2に示すように、このプランタは複数個準備し使用されます。プランタ本体1aに培養土入れ、連結部1bで次のプランタ本体と連結します。

☆3.意匠検索の利用
1.検索画面の呼び出し
下記の「意匠検索」をクリックして下さい。(特許電子図書館の意匠検索にリンクしています。)
「意匠検索」ここをクリック)
図2が表示されます。これにキーワードを入れます。
今回の検索キーワードはプランタです。意匠に係る物品の欄に入力します。
図2
P1000475.jpg
2.一覧画面表示
図2の画面中の「検索」をクリックすると図3が表示されます。この図3にはヒット数(出願されている件数)が表示されます。ヒット数が500件を超えると一覧表示ができませんから更に別のキーワードを追加し500件以下にします。
図3
P1000476.jpg
図3からプランタに関する意匠が190件あることがわかります。次に図3中の「一覧表示」をクリックします。すると、図4が表示されます。
図4
P1000478.jpg
図4中には類似する意匠はなさそうです。参考になる意匠がある場合はその部位をクリックして詳細画面を保存しましょう。私は参考になると思う意匠をクリックしました。図5に示します。
図5
P1000479.jpg
この意匠は1個でもプランタとして使用できますが、複数個購入した場合には積み重ねて使用することができるものです。

意匠調査も終わりました。次回は意匠登録願及び図面の作成です。

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ガーデニンググッズのデザイン登録(意匠出願)いろいろ
☆1 もうすぐ春です。
他の方のブログを開くと見事に群生している水仙の花、そう言えば、我が家に水仙が、手入れのされていない庭に目をやると、ありました、知らないうちに小さな蕾を付けて、貧弱に群生している水仙が、でも、痩せた日当たりの悪い庭です。しかたがありません。
P1000456.jpg
さらに、ガーデニングをキーワードにブログを開くと、春に向けて準備をしているようです。そこで、強引ですが今回はガーデニングで花を引き立てるプランタについて、どのようなものがデザイン(意匠)出願されているか調査し紹介したいと思います。

☆2.おもしろガーデニンググッズの意匠事例
1.事例1
(1)名称、プランター付きペットハウス
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このデザイン出願は観葉植物とペットハウスを一体化することによって、インテリア性を高めたようとしたペットハウスです。
(2)私の感想
犬、猫は大喜びです。動物は植物が大好きです。でも、私の家に飼っている猫は植物をみるとかじります。かじられない植物を選び植えましょう。

2.事例2
(1)名称、ネット付きプランター
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このデザインはネットでプランターの上方を覆っています。
(2)私の感想
せっかく植えた植物を鳥や動物に荒らされるとがっかりします。このネットを透明ビニールに変えるとプランタ温室になります。

3.事例3
(1)名称、積み重ね使用することのできるプランタ
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(2)使用状態
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このプランタは1個でもプランタとして使用できますが、複数個購入した場合には積み重ねて使用することができるものです。
(3)私の感想
いつも花の苗を買ってくると、植える場所に悩みます。限られたスペースを有効に使うことができて、ナイスです。

4.事例4
(1)名称:ボトル型プランタのボトル取付ベース
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(2)使用状態
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このボトル型プランタの保持支柱はペットボトルの一部を切り欠いて作ったプランタを柱の出っ張りに差し込んで保持するものです。
(3)私の感想
このボトル型プランタに花が満開になった時この支柱は花で覆われます。考えただけでも、わくわくします。

5.事例5
(1)名称:観賞用プランター付き収納家具
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(2)使用状態
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この物品は、収納家具の上部に取り外しすることができるなプランターを備えたものです
(3)私の感想
家具の上にプランタや花瓶を置くと、床に落としてしまうことがあります。大変です。これは落とすことがないので、便利です。
園芸用品(プランタ)の出願審査請求
余談です。
7年程前ですが、おやじ(義父)殿が亡くなりました。おやじ殿が孫達に食べさせようと育てた2本のブドウの木、世話をする人がいなくなり、雑草に覆われ、黄金虫にかじられ、一本が枯れてしまい、残りの一本も枯れる寸前、枯れるのは忍びないと、2年前に根を掘り返し、だめでもともと家の庭に植えかえました。なんと、去年、実を付けました。実とは言っても1房に10個程度ついているものが2房、売っているものと大違い、でも、家の仏壇にお供えし、家族で頂きました。
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そろそろ本題にはいります。

☆1.始めに
出願するだけでは,審査はされません。審査してもらうためには出願審査請求書を出さなくてはなりません。すなわち、特許出願されたもの全てが審査されるわけではなく、出願人又は第三者(誰でも)が審査請求料を払って出願審査請求した出願だけが審査されます。審査請求されなかった出願は、取り下げられたものとみなされますが、以後は誰も特許をとることはできません。

☆2.審査請求の決まり事
青字の審査請求の決まり事をクリックしてく下さい。(特許庁の審査請求記載事項にリンクしています。)
ここに記載された内容を噛み砕いて説明します。
審査請求の決まり事←ここをクリック)
1.審査請求の時期と特許件の有効期間
特許の有効期間は、特許出願の日から20年です(例外的に延長される場合があります)。通常は、出願から20年を経過すれば、その特許権は消滅します。出願の日から20年を経過しなくても、特許料の不納等の他の理由で、特許権が消滅する場合もあります。特許権が現在有効であるかどうか調べるには、特許原簿を閲覧すればわかります。
例えば、特許出願をしてから、その後、審査請求をして、審査があり、審査が終了し、特許料の納付して、特許権が発生するまでに、5年かかれば、特許の有効期限は、残り15年ということになります。

2.出願審査請求日
特許申請の日(法律用語では特許出願日といいます)から3年以内(出願日が平成13年10月1日よりも古いものは7年以内)ならばいつでも出来ます。しかし、忘れてしまわないように、1~2年のうちに審査請求をするかしないかを決めた方がいいでしょう。申請と同時にも請求できますが、出願番号(オンライン申請では直ぐに手に入る)を手に入れてからが良いでしょう。

3.出願審査請求書の作成方法
用紙は、すべてA4サイズで、各ページが50行、各行が40字です。
以下の例を見て、同じ書式にしてください。
青文字で審査請求様式と書かれている部分をクリックしてください。特許庁の出願審査請求にリンクしています。(出願審査請求様式ここをクリック)
赤色のところは御自分の場合に合わせて書き直してください。
それ以外は説明です。
(1)審査料金
用紙の左上に特許印紙を貼ります。
貼った特許印紙の下に 料金額を( )して書きます。)
(122000円)(請求項の数が1つの場合)
(2)出願審査請求の料金の計算
(平成23年8月1日以降の審査請求の場合)
審査請求の料金は、特許庁に支払うもので、次のように定められています。
 118,000円+4000円 X 請求項の数
例とした明細書では、請求項の数は1つなので
        =118,000円+4000円 X 1
        =122000円   となります。   
この料金は(個人が一生に数度の特許申請では)特許印紙で支払うのがいいと思います。
審査請求費用、その他費用については費用一覧をクリックして下さい。
費用一覧ここをクリック)

4.審査請求書の作成
書類名 
請求人が出願人以外である場合には出願審査請求書(他人)と記載します。
【書類名】          出願審査請求書
(3)提出日
【提出日】    平成24年11月1日   
①郵送(印紙が高額なので書留にして下さい)で特許庁へ送る場合はその日の日付
②発明協会のパソコンでオンラインによる手続きをする場合にはその日の日付
(4)許庁長官です。
【あて先】     特許庁長官
(5)出願の表示
記載しません
【出願の表示】
(6)出願番号
出願によって手に入れた出願番号を入れます。
【出願番号】特願2016-OOOOO
(7)請求項の数
明細書の請求項の数を見て記載します
【請求項の数】    1  
(8)請求人と識別番号
【請求人】
【識別番号】OOOOOOOOO  
  
(郵便による出願によって与えられます)
  【住所または居所】  愛知県名古屋市・・・・1番地1号
  【氏名】       若山 花子

【代理人】(今回は自分で行うので記載の必要はありません)
  【識別番号】
  【弁理士】
  【氏名または名称】
【手数料の表示】
  【納付方法】
 
 【予納台帳番号】(特許印紙で払うので,今回は記載の必要はありません)
  【納付金額】     122000(請求項の数により変わります)



園芸用品(プランタ)・特許庁へいよいよ出願
プランタを例にとり説明します。
☆1.初めに
特許権の取得に必要な書類は今までの記事で作成しました。これらを特許庁に出願(提出)する必要があります。出願方法も様々です。書面(窓口、郵送)或いはオンラインで行う方法があります。

☆2.書面出願について(一生で数度しか特許申請をしない人向け、簡単)
(1)書面出願とは
必要な書類内容(願書、明細書、図面、要約書)を紙にプリントして、書留郵便で特許庁に郵送する方法です。電子データ化するたの料金が加わり割高になります。特許申請をする度に不経済なことになりますが、事前手続(「識別番号付与請求書」「電子情報処理組織使用届」「予納届」)の必要がないので簡単です、一生で数度しか特許申請をしない人はこの方法をお勧めします。
書面手続きについてのリンクの欄です。下記の「書面手続き」クリックしてください。発明協会の書面手続きのページにジャンプします。 
書面手続きここをクリック
P1000454.jpg

(2)書面出願の手順
①所定の形式で出願書類を作成する
7回に渡って園芸用品であるプランタの出願書類に関する記事を記載してきましたので、それを参考にして作成してください。
②特許印紙を貼る。
郵便局で必要な額の特許印紙15000円を購入して「願書」に貼り付ける。(予納制度、現金納付制度の利用も可能で、その場合は特許印紙を貼り付ける必要なし)
③出願書類を書留で特許庁長官宛に郵送もしくは特許庁の出願課窓口に提出。
提出先住所: 〒100-8915 東京都千代田区霞が関3-4-3 特許庁長官殿
郵送する封筒には忘れずに「出願書類在中」と記載しておきましょう。
④電子化料金を納付
出願後(財)工業所有権電子情報化センターから電子化料金の払い込み用紙が送付されてきます、これに必要事項を記載して電子化料金を納付します。(書類を出してから2、3週間程度必要)
電子化手数料の額:1件につき、1,200円に書面1枚につき700円を加えた額です。
(例:特許出願書類の枚数が10枚の場合・・・1,200円+(10枚×700円)=8,200円)
参考までにその他特許にかかる費用を知りた方は下記に青文字で「特許関係費用」と書かれた部分をクリックして下さい。特許庁の費用一覧のページにリンクします。
特許関係費用

☆3.特許電子出願
出願を業としている人向けです。初期手続きが結構大変なんです。特許庁にアクセスし、マニュアルに従って手続きを行いますが、マニュアルを読んだだけでは理解できない方が多いと思います。冷たいようですが、効率を考えたら絶対に割に合いません。やってみようと思う方は一応 下にリンクしておきました。
電子出願マニュアル

☆4.発明協会の電子端末から出願
1.全国の発明協の住所は下記の青字の「発明協会の住所」をクリックして下さい。
発明協会の住所
発明協会に行く時には住民基本台帳カードに電子証明書を格納するICカード形式のものを持参します。
市区町村役場でお聞きください。なお、電子証明書を取得する際にパスワード設定します。重要ですので忘れないように。このパスワードを忘れると手続できません。窓口にいくと係りの者が色々教えてくれます。

発明協会の職員の方多くは市役所等の公務員の天下りですので、利益は追及しません無料で丁寧に教えてくれます。しかし、根からの特許マンではありませんので、難しい案件は担当の弁理士に振ろうとします。金銭にゆとりがない場合は注意して下さい。



特許願い作成しちゃいました 園芸用品の特許出願へトライ
☆1.初めに
前回の記事である特許要約書・図面の作成の続編です。前回と同様に園芸用品であるプランタを例にとり説明します。
(1)原紙の作成
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。それらの様式は、下記しました「特許出願書類の様式」をクリックし名前付け保存して下さい。(特許庁の様式集にリンクしています。)
特許出願書類の様式
 ここをクリック)写真1の様な画面がでます。これに書き込んでいきます。
写真1
P1000453.jpg
実際に願書に記載す文字は赤字です。それ以外は説明です。

☆2.願書作成

 
 |特  許|
 |印  紙|

【書類名】       特許願
【整理番号】      AAA001111
【あて先】       特許庁長官殿
【国際特許分類】     A01G  9/02
【発明者】
 【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1番地1号
 【氏名】        若山 花子
【特許出願人】 
 【識別番号】
 【郵便番号】      111-1111
 【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1番地1号
 【氏名又は名称】   若山 花子  
【提出物件の目録】
 【物件名】     特許請求の範囲 1
 【物件名】     明細書  1
 【物件名】     図面    1
 【物件名】     要約書   1


☆3.特許願い作成要領
1.確認事項
①A4サイズを使用します。
②左横書きにて、1行40文字、1ページは50行以内とします。
③文字は、黒文字で10~12ポイント。
④余白を上6cm、左右及び下に各々2cmをとるものとし、原則として左右余白は各々2.3㎝を超

2.特許印紙
願書左上の( 15,000円)の上に特許印紙を貼付してください。特許印紙については、各地域の本局や大きな郵便局で扱っています。くれぐれも収入印紙とお間違えのないようお願いします。また、特許印紙に割印は一切不要です。割印を押さないようお気をつけください

3.【整理番号】について
ご自身が管理上決める任意の番号なので、付けても、付けなくてもどちらでも良いです。ただし、複数出願する場合は付けておいた方が管理しやすいでしょう。
【整理番号】は数字・ローマ字(大文字に限る)あるいは「-」の組み合わせで10字以内にしてください。

4.【国際特許分類】について、
前回の特許調査で得た先行文献の特許分類をそのままコピーしましょう。通常は特許分類表で調べますが、面倒です。( ××××□□×/××の特許分類で調べて ″/″の前の数字が3桁に満たないときは足りない桁分空白を入れます。不明な場合は省略しても良いことになっています。)    
プランタの場合:【国際特許分類】    A01G 9/02

5.発明者について
【発明者】
 【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1-1-1
 【氏名】        若山 花子 
発明者の欄と出願人の欄がありますが、特許の権利は出願人にあります。又、発明者は人です。法人或いは団体名はダメです。
(1)「【住所又は居所】」の欄には、◯◯県、◯◯郡、◯◯村、大字◯◯、字◯◯、◯◯番地、◯◯号のように詳しく記載して下さい。
(2)「【氏名】」の欄には、戸籍に記載されている氏名を記載して下さい。通称名やペンネーム等は認められません。
(3)発明者の欄に記載すべき者が2人以上あるときは、次のように欄を繰り返し設けて記載して下さい。
【発明者】
 【住所又は居所】
 【氏名】
【発明者】
 【住所又は居所】
 【氏名】

6.特許出願人について
【特許出願人】 
 【識別番号】
 【郵便番号】      111-1111
 【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1番地1号
 【氏名又は名称】    若山 花子
特許出願人が権利者です。
(1)【識別番号】には9桁の数字( “識別番号付与請求書”により取得) 識別番号を記載します。記載した場合は、住所の記載は省略できます。初めて出願する方には識別番号がありませんので、「【識別番号】」の欄は設ける必要はありません。
(2)【住所又は居所】の欄について
「【住所又は居所】」の欄には、◯◯県、◯◯郡、◯◯村、大字◯◯、字◯◯、◯◯番地、◯◯号のように詳しく記載して下さい。但し、識別番号を記載したときは、「【住所又は居所】」の欄は設ける必要はありません。
(3)【氏名又は名称】の欄について
「【氏名又は名称】」の欄には、特許出願人が自然人にあっては氏名を記載します。
法人にあってはその名称を記載し、「【氏名又は名称】」の次に「【代表者】」の欄を設けて、その代表者の氏名を記載して下さい。以下の通りです。
【郵便番号】      111-1111
【住所又は居所】    愛知県名古屋市・・・・1番地1号
【氏名又は名称】    園芸株式会社
【代表者】      若山 花子   印又は識別ラベル
書面による出願の場合は印又は識別ラベルを貼りつけます。
・「押印」又は「識別ラベル」について特許出願人の氏名(法人にあっては代表者)の横に、朱肉を用いて鮮明に印を押すか、又は、識別ラベルをはって下さい。印を押すときは識別ラベルは不要です。また、識別ラベルを貼るときは印を押す必要はありません。

5・提出物件について
【提出物件の目録】
 【物件名】      特許請求の範囲 1
 【物件名】     明細書  1
 【物件名】     図面    1
 【物件名】     要約書   1
【提出物件の目録】の欄について
【提出物件の目録】の欄には、特許請求の範囲、明細書、図面及び要約書等特許願に添付する書類名を記載して下さい。数字は一式と言ういみですから、必ず″1″です。 図面が無い場合は図面は「0」になります。
特許要約書・図面作成しちゃいました。園芸用用品の特許出願ヘトラ
☆1余談です。
庭の風景
庭の隅に植えてもいないのに三つ葉が群生しています。私にとって雑草と同じです。でも一つだけいいことがあります。酒のつまみがない時に、この三つ葉を豆腐と炊き、味を調えます。とっても美味しいとは言えませんが、そこそこいける味になります。
今は冬なので、三つ葉は元気なく枯れかかっています。でも少しだけ、緑が濃くなっています。春が近いしるしです。
P1000455.jpg


☆2.始めに
前回の記事である特許請求の範囲の作成の続編です。前回と同様に園芸用品の一つであるプランタを例にとり説明します。このプランタの概要は以下の通りです。
このプランタは培養土が入れられるプランタ本体の上方にレンズを配置したものです。このレンズは光を収束する凸レンズです。そして、このレンズに入射した光は収束し強い光となり、プランタ本体の植付面に照射するものです。概略図を下図に示します。
概略図
P1000447.jpg

☆3.出願書類の様式
1.原紙の作成
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。明細書、特許請求の範囲は前回の記事で作成しました。次は要約書と図面です。それらの様式は、下記しました「特許出願書類の様式」をクリックし名前付け保存して下さい。そして、書類名 要約書と図面の欄に書き込んでいって下さい。これが原紙となります。
特許出願書類の様式(ここをクリック)
書き込み時の確認事項は以下の通りです。
(1)用紙は、日本工業規格A列4番(白色のものを縦長)
(2)文字は、10ポイントから12ポイントまでの大きさです。基本 半角を用いてはなりません。
(3)書き方は左横書、1行は40字詰めとし、1ページは50行以内とし、各ページの上の余白部分の右端にページ数を記入して下さい。
(4)余白は、少なくとも用紙の左右及び上下に各々2cmをとり、原則としてその左右については各々2.3cmを越えないものとして下さい。

☆4.要約書とは
要約書は明細書等の他書面に比べると重要度がかなり落ちます。検索を容易にする為に書いているようなものです。検索されるのを嫌う場合にはポイントを外して書く人がいるぐらいです。しかし、出願書類に含まれていますから書きましょう。
要約の文章は赤色文字で記載しています。それ以外は説明です。
(1)要約書の記載項目には【課題】と【解決手段】があります。【課題】には前回作成した明細書の【発明が解決しょうとする課題】の部分をそのままコピーし貼り付けます。又、【解決手段】には明細書の【課題を解決するための手段】をそのままコピーし貼り付けます。そして、その構成部材の後ろには選択図中の符号をいれます。例えば、プランタ本体4のように。
(2)様式
【書類名】  要約書

【要約】 (ここには何も記載しないで下さい。)

【課題】 ここから発明の課題を簡潔に記載して下さい。

【解決手段】ここから発明の解決手段を簡潔に記載して下さい。

【選択図】 ここに「図○」のように図の番号のみを記載して下さい。図を描く必要はありません。

(3)プランタの要約書の作成
【書類名】  要約書
【課題】老人、身障者の方を介護する施設内ではリハビリの一環として園芸を行っている。諸諸の理由により屋内でプランタを使用して行なっている。しかし、従来のプランタを屋内で使用すると、屋内では照明の光量が十分でない為、草花が育だちにくく、時には枯れてしまうという問題があった
【解決手段】本発明によって提供されるプランタ1は培養土が入れられる容器状のプランタ本体4と、このプランタ本体4の上方に配置され、入射した光を集めて、プランタ本体4の植付面に光を集める集光体レンズ2とを備えたにある。
【選択図】 図1


☆5.図面の作成
図面は原則として製図法(正投影図法等)に従って作成します。上手に図面を描くには熟練が必要です。しかし、上手に図面を描こうとすると何もかけなくなり挫折してしまいます。挫折してはいけません。第三者から見て発明品の特徴が分かる程度の絵を描きましょう。
1.図面の書ける人は図面を描きましょう。
ブログのリンクの欄に特許図面要領がありますので、これを参考にして下さい。

2.図面の書けない人は絵を描きましょう。
(1)写真を絵取る。
実物がない場合は類似した商品のカタログをPCで検索しプリントして、それを絵取りましょう。
図1はプランタを特許検索して得た図に本発明の構成部材である集光体レンズを追記したものです。斜視図を思わせますが、各部材の見る方向がそれぞれに違い、又、大きさも等倍ではありません。でも構成を説明するには充分です。本発明のプランタを説明する概略斜視図とします。
(2)図面の必要性
下手な図面であっても添付していればそこから査定に対する補正もできます。例えば、明細書に書かれていなくても容易に図面から理解できる事項についてはこれをもとに明細書を補正できる可能もあります。又、類似する後願の発明を排除できる可能性もあります。中には昔の特許図面は芸術だった、今はマンガの絵のようだと嘆く人がいますが、それはそれ、お金のある人は高い代金を払い専門家に描いてもらえばいいし、ない人はそれなりかんばって描けばいいのです。
(3)確認事項
①用紙は、日本工業規格A列4番(横21cm、縦29.7cm)の大きさのトレーシングペーパー若しくはトレーシングクロス(黄色又は薄い赤色のものを除く。)又は白色上質紙を縦長にして用いて下さい。
ただし、特に必要があるときは、横長にして用いて下さい。
②図面は、横 170mm、縦 255mmを超えてはなりません。また、図面が複数枚にわたるときは、各ページの上の余白部分の右端にページ数を記入して下さい。
③基本線の太さについては、実線は約 0.4mm(引出線は約 0.2mm)、点線(破線)及び鎖線(一点鎖線、二点鎖線)は 0.2mmです。
イ 実線は、可視部分の形(外形線)、破断線等、
ロ 細い実線は、引出線等、
ハ 破線は、見えない部分の形(カクレ線)等、
ニ 一点鎖線は、切断線等、
ホ 二点鎖線は、想像線
④ 図中にある個所の切断面を他の図に描くときは、一点鎖線で切断面の個所を示し、その一点鎖線の両端に符号を付し、かつ、矢印で切断面を描くべき方向を示して下さい。切断面には、平行斜線(ハッチング)を引き、その切断面中異なる部分を表す切断面には、方向を異にする平行斜線を、それができないときは間隔のことなる平行斜線を引いて下さい。

3.図面
写真ですが以下のように作成しました。
P1000451.jpg
P1000452.jpg

5.意匠図面
意匠図面は特許図面と違いデザインが重視されなますから、これはマンガ的なイラストはだめです。正投影図法に基づいて正確に書く必要があります。

特許請求の範囲の作成しちゃいました、園芸用品の特許出願へトライ
☆1.余談です。
以前に紫陽花の小枝を2本拾ってきました。別々に鉢にさしたことがあります。やがて葉が枯れて枝だけになりましたが、それでも、日の当たる窓辺に置き水をやりをしました。なかなか根がつきません。半分あきらめていましたが、数か月後、一本の鉢に芽が出てきました。新芽です。やったと思いました。数日後には小さな葉になりました。そしてさらに数日後、見ると葉が少なくなっているのです。よく観察すると、猫です。我が家の猫、ゴマです。窓辺にすわり、葉を食べているではありませんか。しかも丁寧に枝までかじって、これで、私の紫陽花の鉢植え日記は終了しました。
これが実行犯のゴマです。
P1000410.jpg
そろそろ本題にはいります。前回はプランタの特許明細書の作成に続き、特許請求の範囲の作成です。

☆2.始めに
前回と同様に集光体レンズ備えたプランタです。概略は以下の通りです。
説明対象のプランタは培養土が入れられるプランタ本体の上方にレンズを配置したものです。このレンズは光を収束する凸レンズです。そして、このレンズに入射した光は収束し強い光となり、プランタ本体の植付面に照射するものです。概略図を下図に示します。
概略図
P1000447.jpg
☆3.出願書類の様式
1.原紙の作成
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。明細書は前回の記事で作成しました。次は特許請求の範囲の作成です。それらの様式は、下記しました「特許出願書類の様式」をクリックし名前付け保存して下さい。そして、書類名 特許請求の範囲の欄に書き込んでいって下さい。これが原紙となります。
特許出願書類の様式(ここをクリック)
書き込み時の確認事項は以下の通りです。
(1)用紙は、日本工業規格A列4番(白色のものを縦長)
(2)文字は、10ポイントから12ポイントまでの大きさです。基本 半角を用いてはなりません。
(3)書き方は左横書、1行は40字詰めとし、1ページは50行以内とし、各ページの上の余白部分の右端にページ数を記入して下さい。
(4)余白は、少なくとも用紙の左右及び上下に各々2cmをとり、原則としてその左右については各々2.3cmを越えないものとして下さい。

2.特許請求の範囲とは、
特許請求の範囲を言い換えると、独占権の範囲となります、いわば出願書類の心臓部です。ここで、発明者は独占権の範囲を宣言します。広い範囲を含むように宣言すれば強い権利になりますが、審査ではねられる可能性も高くなります。逆に審査に通るようにと狭い範囲を宣言すると特許権としての価値がなくなる場合もあります。

3.特許請求(独占権)の範囲と構成部材との関係
特許請求の範囲に記載する構成部材はできるだけ少なく。
代表的課題と代表的効果を結びつけるのに必要最小限の構成部材のみを記載しましょう。独占できるのは記載された部材を全て含む物だけです。独占権の範囲の大きさは記載する構成部材の数に反比例します。

☆4.特許請求の範囲の作成前準備
1.確認事項(出願前準備:考えをまとめましょうをもう一度見ましょう)
(1)問題点、構成部材、効果の関係が適切かを確認します。
(2)従来の製品の最小構成部材を確認します。
(3)発明の製品の最小構成部材を確認します。

2.従来のプランタの問題点と構成部材と効果を再確認しましょう。
以下に園芸用品の出願前準備(考えをまとめましょう。)の記事をコピーしました。もう一度読んで問題点と構成部材と効果を整理しましょう。
(1)問題点の確認
①プランタを屋内で使用した場合には屋内照明の光量が十分でない為、草花が育だちにくい。(野菜、果実等は育ちにくい)

(2)従来の製品の構成部材
従来の製品の構成部材を列記します。従来のプランタの構成部材は以下の通りです。
①プランタ(培養土が入れられる容器状プランタ本体、容器状のプランタ本体の底に入れられる中敷)

(3)発明対象のプランタの構成部材
付録的な構成部材は省いて下さい。問題点を解決できる最小構成部材のみを記載しましょう。
①プランタ(容器形状のプランタ本体、プランタ本体の底部分に敷かれる中敷)
②集光体レンズ

☆5.書き方
1.「○○○を備えた・・・・であって、△△△したことを特徴する・・・・・」と書きます。○○○には従来品の構成部材とその説明、△△△には発明品の構成部材とその説明,・・・には発明の名称を書きます。
(1)上記○○○に入れる言葉
○○○には従来の構成部材であるプランタの構成部材をいれますが、プランタはあまりにも一般的に知られている為省略します。通常は以下ようになります。
培養土が入れられる容器状プランタ本体、容器状のプランタ本体の底に入れられる中敷とを備えた
(2)上記・・・に入れる言葉
・・・・には発明の名称を入れます。今回はプランタです。プランタだけでもいいのですが、少し説明をいれてみました。「植物を育てるプランタ」をいれます。
(3)△△△に入れることば
△△△には発明の構成部材を少し説明を加えていれます。
「培養土が入れられるプランタ本体と、このプランタの上方に配置され、入射した光を収束させてプランタ本体の植え付け面を照らす集光体レンズ」を入れます。

2、特許請求の範囲の作成
【書類名】 特許請求の範囲
【請求項1】
植物を育てるプランタであって、培養土が入れられるプランタ本体と、このプランタ本体の上方に配置され、入射した光を収束させてプランタ本体の植え付け面を照らす集光体レンズとを備えたことを特徴とするプランタ




特許明細書作成しちゃいました。園芸用品の特許出願へトライ
☆1.余談です。
1.リビングから見た風景。
手入れのしていない梅の古木、私が生まれる前からあるそうです。毎年6月に、実を付けてくれます。この梅実で梅酒を2瓶、梅シロップを4瓶作ります。剪定したいのですが、剪定の仕方がわかりません。天気の良い日に少しだけ剪定のまねをしようかと考えています。
P1000440.jpg
そろそろ本題へ
☆2.始めに
特許調査も完了(前回)しました。いよいよ明細書の作成です。もし特許事務所の方に依頼すると依頼案件を過剰なほど綺麗に装飾してくれます。有名デパートで買い物をした場合に綺麗に包装してくれるのと同じです。しかし、特許庁の審査はこの包装を取り除いてしまいます。そして発明案件のみを審査します。明細作成前に必ず前々回の出願前準備に目を通し、本質を練り筋道を立てて明細書を作成しましょう。そうすれば特許事務所に劣らない明細書が作成できます。

☆3.出願書類用原紙の作成
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。それらの様式は、下記しました「特許出願書類の様式」をクリックし名前付け保存して下さい。これが出願書類の原紙になります。この原紙に書き込んで下さい。
特許出願書類の様式(ここをクリック)
書き込み時の確認事項は以下の通りです。
(1)用紙は、日本工業規格A列4番(白色のものを縦長)
(2)文字は、10ポイントから12ポイントまでの大きさです。基本 半角を用いてはなりません。
(3)書き方は左横書、1行は40字詰めとし、1ページは50行以内とし、各ページの上の余白部分の右端にページ数を記入して下さい。
(4)余白は、少なくとも用紙の左右及び上下に各々2cmをとり、原則としてその左右については各々2.3cmを越えないものとして下さい。
(5)とじ方は左とじとし、容易に分離し、とじ直すことができるように例えばステープラー等を用いてとじて下さい。

☆4.説明対象
今回はプランタを例に明細書の書き方を説明します。このプランタは容器状のプランタ本体の上方に集光レンズを設置したものです。図1に示します。これを屋内に設置した場合には集光レンズ1が光りを集めプランタ3に植えられて植物に光を提供します。
図1
P1000427.jpg
☆5.明細書の作成
明細書の文章は赤色文字で記載しています。
1.発明の名称
【発明の名称】 プランタ
(1)説明
明細書の最初の記載事項は発明の名称です。特許調査で得た案件を参考にシンプルに書きましょう。今回はプランタにします。

2.技術分野
【技術分野】
【0001】
本発明は植物を栽培するプランタに関するものである。

(1)説明
特許を受けようとする発明の技術分野を明確にするため、「本発明は~する(ための)・・・に関するものである。」のように簡潔に記載します。今回は~には植物を栽培、・・・にはプランタを入れます。

3.背景技術
【背景技術】
【0002】
従来からプランタは培養土がいれられる容器状のプランタ本体と、このプラント本体の底部分に敷かれ、培養土の余分な水分を分離する中敷とを基本的な構成としている。この基本的な構成に別の機能を追加したプランタも出現している。特許公開平6-284823号公報記載のプランタはプランタ本体の上部壁面に低圧水銀ランプを取り付け、植物の根元付近を照らし独特の装飾効果を得るものである。叉、特許公開2004-298171号公報記載の記載のものはプランタを収納するケース状の栽培装置である。この栽培装置の天井には栽培促進用ランプが設置されて、その内壁面には栽培用ランプの光を無駄無く利用する為、鏡状の反射板が取り付けられている。

(1)説明
従来の○○○は△△△と◇◇◇とを基本的な構成としている。と書きます。
△△△、◇◇◇には従来の構成部材を入れます。前回の出願の前準備(考えをまとめましょう)にはプランタのみが記載されていますので、一般的なプランタの構成部材をかきます。しかし、プランタは誰でも知っていますので、構成を省略してもかまいません。一応書いて置きます。
次いで、先行技術調査で出た案件も記載します。記載方法は出願番号又は公開番号を記載するだけも充分ですが、付けくわえたい場合にはその構成部材、或いは、その概略を簡単にかきます。「又、別のタイプのものには□□□公報に記載のものがある。これは△△△と◇◇◇とで構成(作られている。)されている。」
注意点
※1:従来技術ですので、詳しく詳細に書く必要はありません。多くても2例程度にしましょう。
※2:従来技術の欠点をなるべく書かかないようにしましょう。(従来技術欠点は課題の欄でかきます。)

4.特許文献
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開平6-284823号公報
【特許文献2】特許公開2004-298171公報

(1)説明
前回の特許調査で得た案件の出願番号又は公開番号を記載します。もしなければ記載する必要はありません。

5.発明が解決しようとする課題
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
老人、身障者の方を介護する施設内ではリハビリの一環として園芸を行っている。諸諸の理由により屋内でプランタを使用して行なっている。しかし、従来のプランタを屋内で使用すると、屋内では照明の光量が十分でない為、草花が育だちにくく、時には枯れてしまうという問題があった
【0005】
本発明はかかる上記問題点に鑑み、屋内で使用しても、照明の光量不足により、草花が育だちにくく、枯れてしまうことのないプランタを提供することにある。

(1)書き方
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここに従来の問題点をかきます。従来の○○○は△△△という問題点があった。
【0005】
本発明はかかる上記問題点に鑑み、△△△でないプランタを提供することにある。
(2)見直し
前々回に作成した出願前準備(考えをまとめましょう。)の文中に問題点の明確化があります。その内容に沿っているか見直しましょう。内容はプランタを屋内で使用した場合には屋内照明の光量が十分でない為、草花が育だちにくいと言うものです。この内容は必ずいれて下さい。以下の部分は必ずしも書く必要はありません。「老人、身障者の方を介護する施設内ではリハビリの一環として園芸を行っている。諸諸の理由により屋内でプランタを使用して行なっている。」

6.課題を解決するための手段
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によって提供されるプランタは培養土が入れられる容器状のプランタ本体と、このプランタ本体の上方に配置され、入射した光を集めて、プランタ本体の植付面に光を集める集光体レンズとを備えたことを特徴としている。

(1)説明
一般的には本発明によって提供される・・・・は○○○と、○○○とからなる・・・・であって、△△△と、△△△とを備えたことを特徴としている。
・・・・には発明の名所であるプランタです。そして、○○○には従来の構成部材:今回は従来の構成部材は容器形状のプランタ本体のみですが、2つある場合は2つかきます。 △△△は本発明の構成部材:プランタ本体と集光体レンズです。○○○と△△△との前にその構成部材の説明を入れて記載します。
今回はプランタの基本的構成は誰でも知っているので、従来の構成部材の説明部分は省略しています。
7.発明の効果
【発明の効果】
【0007】
本発明によって提供されるプランタは容器形状のプランタ本体の上方に集光体レンズが配置されているので、集光体レンズが光を集め、プランタ本体に植えられている植物を照らす。よって、植物は屋内であっても十分な光を浴びて育だつことができ、使用する人を失望させない。

(1)説明
本発明によって提供される.....は○○○とを備えているので、△△△となる。よって◇◇◇となる。と書きます。
①....は発明の名称をいれます。今回はプランタです。
②○○○には本発明の特徴となる構成部材を入れます。今回はプランタの上方に配置された集光体レンズです。
③△△△には構成部材がどのように働くかを書きます。集光体レンズが光を集め、プランタ本体に植えられている植物を照らす。
④◇◇◇には③の結果どのようになったかを書きます。植物は屋内であっても十分な光を浴びて育だつことができ、使用する人を失望させない。

8.図面の簡単な説明
(1)仮図面を作成しましょう。
先ず、ここで仮図面を作成します。あくまでも仮図面です。図面の清書等は、全項目の文章作成が終わってから行ないましょう。途中、追記や修正が出てくる場合がありますので、一番最後に作成する方が効率的です。
※確認事項
■用紙はA4サイズを使用します。
■左横書きにて、1行40文字、1ページは50行以内とします。
■文字は、黒文字で10~12ポイント。
■上に2cmの余白をとるものとし、原則として2.3㎝を超えないようにします。
■複数ページに及ぶ場合は、各ページの右上余白部分にページ数を記入してください。
図面作成の目的は、その発明・考案の内容(構成要素)を、よりわかりやすく説明・理解させるために出願書類と一緒に提出するものです。
(2)仮図面1
P1000447.jpg
(2)仮図面2
P1000448.jpg
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明のプランタの斜視図である。
【図2】本発明のプランタのA視方向断面図である。


9.発明を実施するための形態
(1)説明
この欄では発明者の考えた発明を実施するための形態をそのまま書くことができます。実施形態が2以上ある場合には一方は【発明を実施するための形態】へ、残りの実施形態は【実施例】の欄を起こして書きます。査定結果に不服がある時はこの実施例に書かれた内容から補正することができます。細かく書けば補正時に有利になりますが、今回は説明の為ですから実施形態は一つにします。一つの場合は(【実施例】)の項目は省略します。
(2)書き方の構成
上段は構成部材の形状・機能・特徴を、中断は構成部材の働き、下段は効果をかきます。特許事務所の人はプロですから難しい表現をします。我々がそれをまねますと、一層わかり難くい文章なります。文章は短く区切り、主語と述語がねじれないようにしましょう。
①上段(構成)
明細書作成のプロの方は「図1中符号1は○○○であり、△△△である。」といった感じで書きます。△△△に形状や特徴を的確に文字で表現します。しかしそれは難しいことです。先ず、図中の符号が何を示しているか宣言します。それから、段落を変えて各構成部材間の関係をのべます。(各構成部材間の関係を述べることは難しいことです。発明品を製作する手順を書けば自然と各構成部材の関係を述べたことになります。)
②中段(動き)
「続いて、以上のように構成した本実施形態の使用方法を説明する。・・・・・・・」で始まり、....には構成部材名を入れながら動きを説明します。
③下段(効果)
「よって、これを使用した者は.......なる。」この...には本発明の課題から導き出せた効果を少なくとも含ませて書きます。それ以外の効果をかいてもOKです。

(3)発明を実施するための形態の作成
【発明を実施するための形態】
【0009】

(先ず代表的な構成部材を宣言します。)
以下、本発明の好適な一実施形態について説明する。図1中の符号1は本発明プランタである。2は照明等の光源の光を集める集光体レンズである。4は植物が植え付けられる容器状のプランタ本体である。3はプランタ本体4の上方に集光体レンズ2を支える支柱である。5はプランタ本体4を所定の高さで支えるスタンド体である。6は野菜、草花等が植え付けられる培養土である。
【0010】

(本発明のプランタ1を自分で作るつもりでかきますと、自然と各部材を説明したことになります。)
何から書けば良いのかわからない場合は書こうとする部材の特徴を箇条書きにします。
例えばこのように、
①プランタ本体3は植物を植える植付面が円状である。
②プランタ本体3は野菜、草花等の栽培に適した深さ略20㎝である。
③プランタ本体3はスタンド体5よって、車椅子に乗った状態で作業しやすい高さに調整されています。
上記①②③の文章を繋がるようにアレンジします。
更に詳しく説明すると、プランタ本体4は植物を植える植付面が円状であり、野菜や草花の栽培に適した深さ20cmに作られている。そして、このプランタ本体4の植付面の高さは車椅子に乗った状態で作業しやすい位置に固定されている。
【0011】
叉、集光体レンズ2はプランタ本体4の1.5倍の径であり、入射した光を収束させる凸レンズである。そして、その材質は軽量化を図る為にプラスチック製である。このように形成された集光体レンズ2はプランタ本体4の上方に支柱3によって所望の位置に配置される。次に、支柱3について述べる。支柱3は第一支柱3aと第2支柱3bとから構成されて、その材質は光透過性のプラスチック製である。更に説明を加えると、第一支柱3aは筒状に形成され、一方端はプランタ本体4の底部分溶着固定されるとともに、他方端側の中空部入口には進退可能に第2支柱3bが挿入されている。このように第一支柱3aに進退可能に挿入された第2支柱3bの他方端には接続球体3cが形成され、この接続球体3cは集光体レンズ2の嵌合溝2aに揺動可能に嵌合される。
【0012】

次に本発明のプランタ1の使用手順を書きます。取扱い説明書を書くつもりで。先ず箇条書きのつもりで書いてみます。それから文章をつなげます。
①培養土6をプランタ本体4にいれます。
②プランタの植付面に植物を植えます。
③集光体レンズの位置は第2支柱3bを第1支柱3aから進退させて植えられた植物に集光体レンズ2の集めた光りが降り注ぐ高さにセットネジ3cで固定する。
④集光体レンズ2は支柱3に揺動可能に取り付けられている。これを適宜位置に固定して植えられた植物に均一に光が当たるようにします。
上記のように構成された本発明は以下のよう使用される。先ず、プランタ本体4には培養土6が入れられ、そして、その表面である植付面を平らにならして植物を植える。次に、集光体レンズ2の高さを調整する。この高さの調整は第2支柱3bを第1支柱3aから進退させて行う。例えば、低くすぎると集光体レンズ2の集めた光は植え付け面の広い範囲にを降り注ぎ、高すぎると光りの降り注ぐ範囲は必要以上に狭くなる。使用する人は植えた植物に合して調性し使用することができます。叉、集光体レンズ2は第2支柱3bの先端に接続球体3cを介して揺動することができるので、光源が真上でない場合であっても、集光体レンズ2を適宜位置に揺動させ固定ネジ2bで固定することにより植物により良く光があたるようにすることができる。
【0013】

続いて効果を書きます。効果には少なくとも上記した【発明の効果】の欄で記載した事項はいれるようにしましょう、記載していない効果もあれば書きましょう。
上記のように構成された本発明のプランタ1は容器状のプランタ本体4の上方に集光体レンズ2が配置されているので、集光体レンズ2が入射した光を集め、プランタ本体4に植えられている植物を照らす。よって、植物は屋内であっても十分な光を浴びて育だつことができ、使用する人を失望させない。
【符号の説明】
【0017】
1  プランタ
2  集光体レンズ
2a 嵌合溝 
2b 固定ネジ
3  支柱
3a 第1支柱
3b 第2支柱
3c 接続球体
4  プランタ本体
5  スタンド体
6  培養土



特許調査しちゃいました。園芸用品(プランタ)の特許出願前準備
☆1余談です。
(1)庭の風景 その2
家の庭に去年リンゴの苗木を3本植えましたが、冬になり、殆ど葉がありません。何で、根がつかなかったから、それとも、病気、冬に葉が無くなるのが正常、
写真1:リンゴの苗木 A
P1000431.jpg
写真2:リンゴの苗木 B
P1000432.jpg
リンゴを植えてみましたが、どのような肥料、消毒をしたらよいのかわかりません。困っています。
そろそろ本題にはいります。
☆2.始めに
前回の記事「考えをまとめましょう」の続きです。
1.特許調査の意味
出願対象の分野にどのような発明が既に出願されているかを知るのは極めて重要です。明細書の作成の上でも参考になります。又、同じような園芸用品があった場合でも自分の発明した園芸用品との差異を知った上で明細書を作成すると登録性の高い明細書となります。

2.調査対象
今回は集光レンズが取り付けられているプランタを例に特許調査の仕方を説明します。このプランタの概略は以下の通りです。「施設内での園芸はリハビリの一環です。しかし、諸諸の理由により屋外で行うことが難しく、屋内で行っています。屋内の照明では光量が十分でない為、草花が育だちにくく、施設内の人はがっかりしてしまいます。この不遇な状況を打開する為、図1に示すような発明を考案しました。集光レンズ1が光を集めプランタ3の必要部分に光をあてます。これによりプランタに植えられた植物は十分な光を浴び育つことができます。」
図1
P1000427.jpg

☆3.特許調査
このブログのリンク集に特許検索があります。これは特許電子図書館の特許検索にリンクしていますのでご利用下さい。
1.特許検索の利用
(1)検索画面の呼び出し
次の特許検索をクリックして下さい。特許検索(ここをクリック)
図1が表示されます。これにキーワードを入れて検索します。
[図1]
P1000228.jpg

(2)キーワードの選択
キーワードの選択は前回の記事の出願前準備(考えをまとめましょう)で出た構成部材の中から選び使用します。下記①②のキーワードを選択しました。これを順次入力して出願件数を1000件以下に絞ります。
①プランタ ②集光体(レンズ又は光りを集める物)  
(3)キーワード入力
「プランタ」を入力し検索したところ図2が表示されました。
図2
P1000433.jpg
図2の検索結果から1883件であることがわかります。件数が多いので絞る必要があります。検索結果を絞り込むには、ワードを追加、変更するか「詳細設定」ボタンを押して「検索条件」「検索期間」を再設定します。 キーワードを追加します。追加するキーワードは「プランタ 光」「プランタ 集光体」「「プランタ レンズ」「プランタ 集」の4パターンで検索します。
(3)入力結果
「プランタ 光」をキーワード入力すると、153件検出されました。検出画面を図3に示しましす。
図3
P1000434.jpg
同様にして「プランタ 集光」「「プランタ レンズ」「プランタ 集」の残り3パターンで検索します。その結果を下記しました。

プランタ 光    153件
プランタ レンズ    7件  
プランタ 集    113件
プランタ 集光体   0件
合計      273件
検索の結果 特許・実用273件 検出しました。273件程度なら全ての要約書(発明の概略を書いたもの)に目を通しましょう。あくまでも参考文献の検索ですからこの程度で良いとおもいます。
(4)一覧表示と簡易表示
プランタ 光をキーワード入力した検出画面(図3)の一覧表示をクリックすると一覧画面が表示されます。(図4に示します。)
P1000435.jpg
一覧画面に表示されている発明の名称から関係あると思われるものを選び公開番号をクリックします。すると図5に示すような簡易表示がでます。この簡易表示は発明の概略を説明しています。
図5
P1000436.jpg
(5)先行技術文献調査
上記しました手順で色々先行技術文献調査しましたが、類似した案件は検出されませんでした。新規性があり登録される可能性があるということです。参考となる案件はありませんでしたが、あえて2件ピックアップしました。図5に示す案件と他1件(図6)です。この2件の案件を参考文献として出願書類を作成していきます。
図6
P1000444.jpg
次回は特許明細書の書き方をこの園芸用プランタを例にとり説明いたしますので、宜しくお願いします。




園芸用品(老人や身障者の方も使用できる。)の特許出願;前準備「考えをまとめましょう」
☆1余談です。
1.庭の風景 その1
(1)ネギ植えています。
日当たりが悪く、あまり手入れもしていませんが、ここまで育ちました。味噌汁に入れて食べています。便利です。
P1000422.jpg
(2)ブロッコリン植えています。
野菜サラダにして食べています。店にでているような立派なものではありません。小さいです。
P1000423.jpg
(3)ダイコン植えています。
石が多く、土がかたいので育ちません。でも何とか食べられる大きさです。おろして鍋の友にします。そして、大根の葉は湯がいて、かためのシラスを入れて煎ります。お酒のつまみには最高です。
P1000424.jpg
そろそろ本題に入ります。
☆1.始めに
(1)主旨
出願書類の作成にあたり自分の考えた発明品について整理する必要があります。これが不十分ですと軸がぶれます。説明の為、今回は園芸用品であるプランタに関するものを例にとり説明いたします。あくまでも説明の為ですから、新規性、使い勝手等は良いものとみなします。 。
(2)説明例:私の考えた発明品(笑わないでください。)
図1 プランタ(集光レンズ付)
P1000427.jpg
図1に今回の説明例のプランタを示します。図中1は集光レンズです。2は集光レンズ1を支える光透過性部材で作られた支柱です。3はプランタ本体です。発明の概要は以下の通りです。「施設内での園芸はリハビリの一環です。しかし、諸諸の理由により屋外で行うことが難しく、屋内で行っています。屋内の照明では光量が十分でない為、草花が育だちにくく、施設内の人はがっかりしてしまいます。この不遇な状況を打開する為、上記のような発明を考案しました。集光レンズ1が光を集めプランタ3の必要部分に光あてます。これによりプランタ本体に植えられた植物は十分な光を浴び育つことができます。」

☆2.考えをまとめましょ
1.問題点(発明を思いついた理由)の明確化
問題点を箇条書きしましょう。どんな小さなことでもOKです。例えば、自分の発明品の比較対象品(市販されている製品)の欠点を列記します。
(1)市販されているプランタを使用した場合の問題点を下記します。
①プランタを屋内で使用した場合には屋内照明の光量が十分でない為、草花が育だちにくい。(野菜、果実等は育ちにくい)

2.従来の製品の構成部材
従来の製品の構成部材を列記します。従来のプランタの構成部材は以下の通りです。
①プランタ

3.発明対象のプランタの構成部材
付録的な構成部材は省いて下さい。問題点を解決できる最小構成部材のみを記載しましょう。
①プランタ(容器形状のプランタ本体、プランタ本体の底部分に敷かれる中敷)
②集光レンズ

4.本発明の作用
上記した発明の構成部材の言葉を使って問題点を解決する工程又は動作を説明します。説明するのに使わなかった構成部材は構成部材から削除してください。後に説明しますが、権利の範囲を示す特許請求の範囲の欄がありますが、最小の構成要素で記載するのが通常です。構成要素が増えれば増える程に権利の範囲が小さくなります。その代わりに登録される率が高くなります。
(1)発明対象のプランタの作用
屋内でこのプランタを使用すると、プランタ本体の上方に設置されている集光レンズが屋内照明の光を集めて周囲の照度よりもを高くなります。この高くなった照度はプランタに植えられている植物を照らし、植物は十分な光を浴びて育つことができます。

5.効果
上記作用から導き出される効果を書きます。これが上記した問題点と合致しているかを確認し、合致していない場合は問題点、或いは、効果を合致するまで修正しましょう。
①屋内で本発明のプランタを使用すると、集光レンズが光を集めて植物を照らすので、植物は屋内であっても十分な光量を浴びて育だつことができ、使用する人を失望させない。

6.追記
上記した一連のストーリは今後の出願書類の基軸となります。この基軸からずれないように出願書類を作成します。

次回はこの案件に対して特許調査を実施します。
園芸用品(老人や身障者の方も使用できる)のいろいろ

☆1.始めに
私の家には小さな庭があります。日当たりはよくないのですが、ホウレン草、ダイコン等の野菜を植えると、食べることができる程度には成長してくれます。私の亡くなった母親もこの庭で野菜を栽培していました。母は痴呆が進み、介護と仕事の両立に我慢できなくなった私は母を施設にいれました。施設の中は外部からは遮断されています。母は好きな土いじりができなくなってしまいました。母が亡くなって以来、入所させたことを後悔しない日はありません。今、老人や身障者の方も室内で安全に植物を育てることがきるものがあればいいなとおもい、そのようなグッズにはどのようなものがあるか特許検索し紹介したいと思います。

☆2.事例(特許要約書をそのままコピしています。)
1.事例1 名称;スタンド花壇
図1
P1000413.jpg
(1)構成
図1のスタンド花壇はスタンドの上に栽培用花壇を作っていて、その花壇の高さは車いすが入ることのできる位置です。要約書の原文は以下の通りです。「スタンド部の上部にテーブル部を設けて、このテーブル部の周囲に車いすに座った人の下半身が出入できる車いす用出入空間部を形成し、このテーブル部上に花や野菜などの植物を栽培する園芸用若しくは菜園用などの栽培用花壇部を立設し、この栽培用花壇部の高さが車いすに座った人が作業できる高さに設定したものである。」
(2)効果
車いすに座った人が自由に動いて栽培用花壇部の広範囲で園芸若しくは菜園を楽しむことができます。
(3)私の感想
例えば、痴呆老人、精神障害等の行動範囲を規制する施設でも各人にこれを使ってもらえれば、リハビリになっていいと思います。

2.事例2.名称;種子付軸(種子付スプーン)
出願者の方は種子付軸としていますが、申し訳ありません、今回、呼びにくいので種子付スプーンとします。
P1000415.jpg
(1)構成
この案件は紙或いは木製のスプーンの先端部分に種子を貼り付けたものです。要約書の原文は以下の通りです。「種子付軸入り容器10は、種子付軸11の本体である軸15の先部に、掛止部16を介して種子14を取り付けたので、土に種子付軸11の先部を差し込むだけで、種子14を土に埋めることができる。」
(2)効果
種子付きスプーンの先部を土に差し込むだけで、種子を土に埋めることができる。これにより、初心者でもスコップなどを使うことなく、手を汚さずに簡単に種播きをすることができる。
(3)私の感想
とても素晴らしいと思います。柄の部分を平たくして植えた人の名前、種子名を書いて置けば、複数の人を収容している施設で使用することができます。

3.事例3 名称:ポット菜園セット
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(1)構成
この案件を噛み砕いて説明すると、2種類の包装容器A、Bがあって、Aには培養土が、Bには苗がいれられています。培養土がいれられている包装容器Aは丈夫な部材で作られていて、それ自体でプランタの役割をします。使用方法は包装容器Aの上部を開けて、容器Bから取り出した苗を包装容器Aに植えるものです。要約書の書面は以下の通りです。「平坦な底壁1と、該底壁の周縁部から立上がる周側壁2と、該周側壁の上縁開口部を閉鎖する天上壁3とを有する包装容器Aの、該容器内に培養土9が充填された包装容器Aと、種苗10を入れた容器とを組合わせてなるポット菜園セットの、それぞれの容器A、Bを開封し、該包装容器Aの培養土9の天面から所定の深さ位置に該種苗10を埋設し、水やり、射光、遮光又は保温して植物を栽培する。」
(2)効果
栽培が難しいと言われる野菜や園芸植物の栽培を、家庭の庭、ベランダ(ぬれ縁)、軒下、テラス、室内など非常に狭い場所で、種苗の前処理、農地(またはプランター)の準備、施肥(または追肥)処理および薬剤散布処理などに、高度の熟練と経験知識を必要とすることなく(初心者でも)、非常に簡単に栽培を行うことができる。
(3)私の感想
栽培用容器と苗と土をセットにすることにより、苗だけでなく培養土も売ってしまう、セット販売です。でも、素人が苗に適した土を配合することは難しいので、助かります。 

4.事例4 名称 移動式プランターおよび受水槽 
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(1)構成
この案件を簡単に説明すると、プランタのコーナー部分にキャスター付脚を付けたものです。しかも、そのプランタの底部分にはプランタ内の水を抜くことのできるコック付ホースがあります。このホースを係止する係止部が取り付けられています。要約書の書面は以下の通りです。コーナ-に脚部7を設けた支持フレーム6の、前記脚部7にキャスター8を取付けてワゴン2を形成し、このワゴン2の上部に受水槽3を載置し、この受水槽3に園芸用土壤4を入れてプランター5を形成し、このプランター5の底部を貫通して排水ホース15を接続すると共に、前記ワゴン2に排水ホース15の先端側の止水コック16を係止する係止部17を設けたことを特徴とするものである。」
(2)効果
車椅子に乗ったままでもプランターに植えた草木の手入れを行なえると共に、プランターを自由に移動できるので室内でも手入れや鑑賞ができ、また日光に当る場所への移動や水遣りも容易である。更に請求項2載に係る移動式受水槽によれば任意の場所まで移動でき、また廃水を溜めておくことができるので処理も容易である。
(3)私の感想
必要な時に、必要な場所に移動できるので便利です。例えば、リハビリの一環として室内で園芸作業してもらい、作業終了後には、日当たりよい室外だすことができます。スペースの有効利用ができます。