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世の中ケセラセラ 何とかなるさ
会社で上司のいじめにあい、自殺経験2回、もうどうでもいいや、やけくそブログです。
アダルトグッズの特許請求の範囲の作成へトライ
☆1.初めに
(1)出願書類の様式
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。
それらの様式は、このブログの左下のリンクの欄の「特許出願書類の様式」をクリックしコピして下さい。明細書は作成しました。次は特許請求の範囲の作成です。

(2)特許請求の範囲とは、
特許請求の範囲を言い換えると、独占権の範囲となります、いわば出願書類の心臓部です。ここで、発明者は独占権の範囲を宣言します。広い範囲を含むように宣言すれば強い権利になりますが、審査ではねられる可能性も高くなります。逆に審査に通るようにと狭い範囲を宣言すると特許権としての価値がなくなる場合もあります。
(3)特許請求(独占権)の範囲と構成部材との関係
特許請求の範囲に記載する構成部材はできるだけ少なく。
代表的課題と代表的効果を結びつけるのに必要最小限の構成部材のみを記載しましょう。独占できるのは記載された部材を全て含む物だけです。独占権の範囲の大きさは記載する構成部材の数に反比例します。

☆2.特許請求の範囲の作成
特許請求の範囲の文章は赤色文字で記載しています。それ以外は説明です。
1.確認事項
(1)課題、構成部材、効果の関係が適切かを確認します。
(2)従来の製品の最小構成部材を確認します。
(3)発明の製品の最小構成部材を確認します。

2.書き方
(1)「○○○を備えた・・・・であって、△△△したこと特徴する・・・・・」と書きます。○○○には従来品の構成部材とその説明、△△△には発明品の構成部材とその説明,・・・には発明の名称を書きます。

3.フェラマシンの課題と構成部材と効果の再確認 
9月4日記載のアダルト出願の前準備の記事をもう一度読んで課題と構成部材と効果を確認しましょう。
(1)課題の確認
下記①,②の理由により満足することが出来ず、長期に渡って使用することができない。
①実際の女性によるフェラは吸う動作があるが従来のフェラマシンは吸う動作がないため、実際のフェラより刺激がすくない。
②男性性器は人により大きさがちがうので、擬似口腔内壁が男性性器にヒットしない為、刺激がすくない。
(2)構成部材
①従来のフェラマシンの構成部材
 擬似口腔部 擬似舌 
②発明対象のフェラマシンの構成部材
擬似口腔 擬似舌 チューブ ジョイント
(3)効果
擬似口腔内に挿入された男性局部を擬似舌が刺激するとともに、擬似口腔内の空気はチューブ及びジョイントを介して吸いだされ男性局部は吸われた状態となる。又、口腔内壁は内側に歪曲し男性局部にヒットする。即ち、実際に女性が行うフェラに近づいた刺激となり、飽きずに長期に渡り使用することができる。

4.特許請求の範囲の記載
【書類名】特許請求の範囲
【請求項1】
人の口元周辺を模造した擬似口腔部と、この擬似口腔部内に設けられ人の舌を模造した擬似舌とを備えた男性用マッサージ器であって、この擬似口腔部には擬似口腔部内の空気を吸い出す為にチューブの一端が取り付けられ、このチューブの他端には掃除機のホースに接続することができるジョイントが取り付けられていることを特徴とする男性用マッサージ器
【請求項2】
擬似口腔部が撓み部材で構成されていることを特徴する男性用マッサージ器


5.説明
(1)権利外の商品
上記の特許請求の範囲に記載された部材が全て含んでいないとその商品について特許権は効力しません。特許外の商品となります。以下の物品です。
①専用の小型吸引機がセットされているもの。この場合は掃除機と接続するジョイントが抜けています。
②擬似舌がない商品。この場合は擬似舌が抜けています。
③擬似口腔部が単に筒状の場合。請求の範囲には擬似口腔部が人の口周辺を模造した形状と記載していますので単に筒状であれば権利はおよびません。
(2)権利を広げるすぎには注意
特許請求の範囲を広げた書き方をすると、発明の姿が霞んできますので注意が必要です。本当に取りたい権利より少し広げた程度のほうが良いような気がします。特許請求の範囲を上記①②③を権利として含む書き方をすると以下のようになります。
【請求項1】
「男性の性器を挿入する口腔部を備えた男性用マッサージ器であって、この口腔部には擬似口腔部内の空気を吸い出す吸引手段が備えられていることを特徴とする男性用マッサージ器 」になります。この場合には実施の形態に実施例を複数記載して、補正に備える必要があります。

追記:上記しました特許請求の範囲の構成部材には図面に対応した番号が記載されていません。特許庁からは番号付けが指導されています。例えば「人の口元周辺を模造した擬似口腔部2」と言ったように、特許事務所のスタッフの方は形状が限定されるとの理由で付ける人は少ないようです。


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