☆1.初めに
出願書類の様式
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。
それらの様式は、このブログの左下のリンクの欄の「特許出願書類の様式」をクリックしコピして下さい。「明細書」「特許請求の範囲」「要約書」「図面」は作成しました。次は「特許願」の作成です。願書に記載す文字は赤字です。それ以外は説明です。
☆2.様式
【書類名】 特許願
【整理番号】 AAA001111
【あて先】 特許庁長官殿
【国際特許分類】 A61H 19/00
【発明者】
【住所又は居所】 愛知県名古屋市・・・・1番地1号
【氏名】 アダルト 太郎
【特許出願人】
【識別番号】
【郵便番号】 111-1111
【住所又は居所】 愛知県名古屋市・・・・1番地1号
【氏名又は名称】 アダルト 太郎
【手数料の表示】
【予納台帳番号】××××××
【納付金額】15000
【提出物件の目録】
【物件名】 特許請求の範囲 1
【物件名】 明細書 1
【物件名】 図面 1
【物件名】 要約書 1
☆3.特許願い作成要領
【書類名】 特許願
【整理番号】 AAA001111
【整理番号】には任意で好きな英数字で10文字以内で記載(ローマ字「大文字に限る。」、アラビア数字若しくは「-」又はそれらの組み合わせからなる記号であって、10字以下のものを記載して下さい。)私はAAA001111にしました。
【国際特許分類】 A61H 19/00
【国際特許分類】について、前回の特許調査で得た先行文献の特許分類をそのままコピーしましょう。通常は特許分類表で調べますが、面倒です。( ××××□□×/××の特許分類で調べて ″/″の前の数字が3桁に満たないときは足りない桁分空白を入れます。不明な場合は省略しても良いことになっています。)
【発明者】
【住所又は居所】 愛知県名古屋市・・・・1-1-1
【氏名】 アダルト 太郎
発明者の欄と出願人の欄がありますが、特許の権利は出願人にあります。又、発明者は人です。法人或いは団体名はダメです。
(1)「【住所又は居所】」の欄には、◯◯県、◯◯郡、◯◯村、大字◯◯、字◯◯、◯◯番地、◯◯号のように詳しく記載して下さい。
(2)「【氏名】」の欄には、戸籍に記載されている氏名を記載して下さい。通称名やペンネーム等は認められません。
(3)発明者の欄に記載すべき者が2人以上あるときは、次のように欄を繰り返し設けて記載して下さい。
【発明者】
【住所又は居所】
【氏名】
【発明者】
【住所又は居所】
【氏名】
【特許出願人】
【識別番号】
【郵便番号】 111-1111
【住所又は居所】 愛知県名古屋市・・・・1番地1号
【氏名又は名称】 アダルト 太郎
特許出願人が権利者です。
(1)【識別番号】には9桁の数字( “識別番号付与請求書”により取得) 識別番号を記載します。記載した場合は、住所の記載は省略できます。初めて出願する方には識別番号がありませんので、「【識別番号】」の欄は設ける必要はありません。
(2)【住所又は居所】の欄について
「【住所又は居所】」の欄には、◯◯県、◯◯郡、◯◯村、大字◯◯、字◯◯、◯◯番地、◯◯号のように詳しく記載して下さい。但し、識別番号を記載したときは、「【住所又は居所】」の欄は設ける必要はありません。
(3)【氏名又は名称】の欄について
「【氏名又は名称】」の欄には、特許出願人が自然人にあっては氏名を記載します。
法人にあってはその名称を記載し、「【氏名又は名称】」の次に「【代表者】」の欄を設けて、その代表者の氏名を記載して下さい。以下の通りです。
【郵便番号】 111-1111
【住所又は居所】 愛知県名古屋市・・・・1番地1号
【氏名又は名称】 アダルト グッズ株式会社
【代表者】 アダルト 太郎 印又は識別ラベル
書面による出願の場合は印又は識別ラベルを貼りつけます。
・「押印」又は「識別ラベル」について特許出願人の氏名(法人にあっては代表者)の横に、朱肉を用いて鮮明に印を押すか、又は、識別ラベルをはって下さい。印を押すときは識別ラベルは不要です。また、識別ラベルを貼るときは印を押す必要はありません。
【手数料の表示】
【予納台帳番号】××××××
【納付金額】 15000
特許業界は一般に前金です。手続き前にお金を支払う必要があります。予納等の支払いについては次回の記事「いよいよ出願」でお話します。
【予納台帳番号】××××××は6桁の数字(“予納届”により取得)
【納付金額】 15000は入力時″,″、″円″は不要
書面出願(必要な書類内容「願書、明細書、図面、要約書」を紙にプリントして、書留郵便で特許庁に郵送する方法です)で特許印紙を貼る場合は省略できる。【提出物件の目録】
【物件名】 特許請求の範囲 1
【物件名】 明細書 1
【物件名】 図面 1
【物件名】 要約書 1
【提出物件の目録】の欄について
【提出物件の目録】の欄には、特許請求の範囲、明細書、図面及び要約書等特許願に添付する書類名を記載して下さい。数字は一式と言ういみですから、必ず″1″です。
注意:手数料の支払い方法に「電子現金納付制度」を採用した場合、【手数料の表示】欄は次のように記載してください(【納付金額】の行は削除)。
【手数料の表示】
【納付番号】16桁の数字(インターネット出願ソフトで取得)
予納等の支払いについては次回の記事「いよいよ出願」でお話します。
出願書類の様式
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。
それらの様式は、このブログの左下のリンクの欄の「特許出願書類の様式」をクリックしコピして下さい。「明細書」「特許請求の範囲」「要約書」「図面」は作成しました。次は「特許願」の作成です。願書に記載す文字は赤字です。それ以外は説明です。
☆2.様式
【書類名】 特許願
【整理番号】 AAA001111
【あて先】 特許庁長官殿
【国際特許分類】 A61H 19/00
【発明者】
【住所又は居所】 愛知県名古屋市・・・・1番地1号
【氏名】 アダルト 太郎
【特許出願人】
【識別番号】
【郵便番号】 111-1111
【住所又は居所】 愛知県名古屋市・・・・1番地1号
【氏名又は名称】 アダルト 太郎
【手数料の表示】
【予納台帳番号】××××××
【納付金額】15000
【提出物件の目録】
【物件名】 特許請求の範囲 1
【物件名】 明細書 1
【物件名】 図面 1
【物件名】 要約書 1
☆3.特許願い作成要領
【書類名】 特許願
【整理番号】 AAA001111
【整理番号】には任意で好きな英数字で10文字以内で記載(ローマ字「大文字に限る。」、アラビア数字若しくは「-」又はそれらの組み合わせからなる記号であって、10字以下のものを記載して下さい。)私はAAA001111にしました。
【国際特許分類】 A61H 19/00
【国際特許分類】について、前回の特許調査で得た先行文献の特許分類をそのままコピーしましょう。通常は特許分類表で調べますが、面倒です。( ××××□□×/××の特許分類で調べて ″/″の前の数字が3桁に満たないときは足りない桁分空白を入れます。不明な場合は省略しても良いことになっています。)
【発明者】
【住所又は居所】 愛知県名古屋市・・・・1-1-1
【氏名】 アダルト 太郎
発明者の欄と出願人の欄がありますが、特許の権利は出願人にあります。又、発明者は人です。法人或いは団体名はダメです。
(1)「【住所又は居所】」の欄には、◯◯県、◯◯郡、◯◯村、大字◯◯、字◯◯、◯◯番地、◯◯号のように詳しく記載して下さい。
(2)「【氏名】」の欄には、戸籍に記載されている氏名を記載して下さい。通称名やペンネーム等は認められません。
(3)発明者の欄に記載すべき者が2人以上あるときは、次のように欄を繰り返し設けて記載して下さい。
【発明者】
【住所又は居所】
【氏名】
【発明者】
【住所又は居所】
【氏名】
【特許出願人】
【識別番号】
【郵便番号】 111-1111
【住所又は居所】 愛知県名古屋市・・・・1番地1号
【氏名又は名称】 アダルト 太郎
特許出願人が権利者です。
(1)【識別番号】には9桁の数字( “識別番号付与請求書”により取得) 識別番号を記載します。記載した場合は、住所の記載は省略できます。初めて出願する方には識別番号がありませんので、「【識別番号】」の欄は設ける必要はありません。
(2)【住所又は居所】の欄について
「【住所又は居所】」の欄には、◯◯県、◯◯郡、◯◯村、大字◯◯、字◯◯、◯◯番地、◯◯号のように詳しく記載して下さい。但し、識別番号を記載したときは、「【住所又は居所】」の欄は設ける必要はありません。
(3)【氏名又は名称】の欄について
「【氏名又は名称】」の欄には、特許出願人が自然人にあっては氏名を記載します。
法人にあってはその名称を記載し、「【氏名又は名称】」の次に「【代表者】」の欄を設けて、その代表者の氏名を記載して下さい。以下の通りです。
【郵便番号】 111-1111
【住所又は居所】 愛知県名古屋市・・・・1番地1号
【氏名又は名称】 アダルト グッズ株式会社
【代表者】 アダルト 太郎 印又は識別ラベル
書面による出願の場合は印又は識別ラベルを貼りつけます。
・「押印」又は「識別ラベル」について特許出願人の氏名(法人にあっては代表者)の横に、朱肉を用いて鮮明に印を押すか、又は、識別ラベルをはって下さい。印を押すときは識別ラベルは不要です。また、識別ラベルを貼るときは印を押す必要はありません。
【手数料の表示】
【予納台帳番号】××××××
【納付金額】 15000
特許業界は一般に前金です。手続き前にお金を支払う必要があります。予納等の支払いについては次回の記事「いよいよ出願」でお話します。
【予納台帳番号】××××××は6桁の数字(“予納届”により取得)
【納付金額】 15000は入力時″,″、″円″は不要
書面出願(必要な書類内容「願書、明細書、図面、要約書」を紙にプリントして、書留郵便で特許庁に郵送する方法です)で特許印紙を貼る場合は省略できる。【提出物件の目録】
【物件名】 特許請求の範囲 1
【物件名】 明細書 1
【物件名】 図面 1
【物件名】 要約書 1
【提出物件の目録】の欄について
【提出物件の目録】の欄には、特許請求の範囲、明細書、図面及び要約書等特許願に添付する書類名を記載して下さい。数字は一式と言ういみですから、必ず″1″です。
注意:手数料の支払い方法に「電子現金納付制度」を採用した場合、【手数料の表示】欄は次のように記載してください(【納付金額】の行は削除)。
【手数料の表示】
【納付番号】16桁の数字(インターネット出願ソフトで取得)
予納等の支払いについては次回の記事「いよいよ出願」でお話します。
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