fc2ブログ
世の中ケセラセラ 何とかなるさ
食べることと寝ることが大好きです。
余談です。智恵子抄への思い その3、光太郎さんのこと忘れなくちゃいけないのよ
寂聴さんの法話です(よけば聞い下さい。)
余談です。


智恵子抄への思い その3、光太郎さんのこと忘れなくちゃいけないのよ


智恵子の心「素敵な人だわ、でも、先輩の彼氏、」

光太郎の心「可愛い人だな、彼女の後輩か、

こっちのほうが八重よりいいな。」

日が過ぎます。

八重さんアトリエで光太郎を待ちます。

八重さんの心「近頃、変よ、光太郎さん、智恵子さんが来ると、

とても嬉そうだわ、智恵子さんもそうよ、智恵子さん、解ってい

るのかしら、光太郎さんは私の婚約者だってことを、

光太郎さんもよ、お父様が有名だったかもしれないけど、

お亡くなりなって、友人だった私の父の援助で、

創作活動をしていけることを、

二人に釘をさしておかなくちゃ。」

八重の待つアトリエに光太郎帰ってきます。

光太郎言います。「八重さん、待っていたのか」

八重「何処へ言ってたの、まさか、智恵子さんの

ところじゃないでしょうね。

このアトリエで創作活動できるのも、私の父のおかげよ、

いやなこと言わせないで、私、いやな女になってしまうわ。

私を抱いて、

風の龍ちゃん急いで智恵子さんもとに戻ります。

智恵子の心「お世話になった八重先輩に言われてしまったわ、

光太郎さんは私の婚約者よ、それだけは解ってねって、きっと、

私が光太郎さんに好意を持っているの解ったんだわ、

先輩の男、取っちゃいけないのよ。もう会わないほうがいいわ。」

月日は過ぎます。

智恵子さんいいます。

「光太郎さんのこと忘れなくちゃいけないのよ、

忘れなくちゃいけないのよ、声を聞いてもいけないのよ、

顔を思い出してもいけないのよ、

光太郎さんのアトリエにあったデッサン途中の絵、

すばらしかったわ、そう、犬吠崎の風景だったわ、

私も見てみたいわ犬吠崎、」

龍ちゃん、風となって、光太郎のアトリエの天井に忍びます。

光太郎いいます。「智恵子さんと会わなくなって2ヶ月が

すぎるな、元気だろうか、

智恵子さんの一つ一つの動作、まだ、覚えているよ、

そう、智恵子さん、デッサン途中の絵を見て、

いい景色ねていてたな、出来上がったら

見せてねっていってたな、見てもらえないかもし

れないけど、この絵を仕上げよう」

にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(悲恋)へ
にほんブログ村

スポンサーサイト



コメント
コメント
龍ちゃんオハ───ヽ(○`・v・)
まっちゃん詩集読んだことあるのだけど~
忘れちゃってるよ~ ガハガハガ~~ハァ!
2013/12/18(水) 09:14:12 | URL | いしかわまつえ #- [ 編集 ]
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック