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世の中ケセラセラ 何とかなるさ
会社で上司のいじめにあい、自殺経験2回、もうどうでもいいや、やけくそブログです。
.幼馴染、そん3、郁ちゃんが壊れる  2.家内の彼氏と家庭教師、更新しました
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1.幼馴染、そん3、郁ちゃんが壊れる。
そんな郁ちゃんのがんばりで高校進学の出席日数は 普通の学校と院内学級を

合わせて何とか間に合って (実際は足りなかったが意欲有りで認められた)

オレが合格した高校の2次募集を受験して 補欠ながら何とか合格して、

いつもふさぎがちな郁ちゃんの表情は輝いていた。

これは高校合格だけでは無く、 体調が安定してきて外泊許可が長くなったのもあると思う

郁ちゃんにとって今全てが動き始めた。

彼女の高校合格の日、両家合同でちょっとした合格パーティーが行われて

郁ちゃんの母親がオレの手を泣きながら握って言った

「龍ちゃん、ありがとうね、郁子のこと大事にしてくれて

本当にありがとうね、おばさん、涙が止まらないわ。」

何度もお礼をして オレは苦笑いするしかなく郁ちゃんも恥ずかしそうに笑っていた。

その日、郁ちゃんは疲れたらしく、自分の部屋に戻った。

郁ちゃんのお母さん、俺に彼女の病気のことを話した

「郁子は内臓の病気なの。とりわけ腎臓が機能しないのよ、だから毒素をうまく分解でき

ないの、医者様は10歳まで生きられないと言われていたわ、」

俺はそれを認めたくない、その気持ちで郁ちゃんの部屋に行った。

郁ちゃんは寝息を立て、穏やかに眠っていた。

俺は郁ちゃんが愛しくてたまらなかった。

起きないように、髪の毛をなで、寝顔を覗き込み、リビングに戻った。

入学までの約1ヶ月間毎日のように2人で過ごして、

ごく普通の生活 ごく普通の時間を過ごしていて、

いっしょにテレビを見ていても彼女は幸せそうだった。

考えてみればこんな時間の過ごし方は数ヶ月前ではとても考えられない

彼女にとっては病室で1人で過ごすのが普通なのだから。

彼女にとっての日常が病院で1人きりの生活、非日常が家、

しかも、入院費を稼ぐ為、家族は誰も居ない。

いつも通りいっしょにテレビを見てトランプで遊んで、

お昼に病院から宅配されたごはんを食べていたら 彼女は嘔吐し気絶してしまった。

救急車が来るまで洋服や口の周りを拭いて ソファーに移動させようと抱きかかえたが

以前におぶった時より、さらに軽くなっている、軽い軽すぎる、

まるで内蔵の無い人間を抱きかかえているようだった。

結局彼女はそのまま入院し高校は休学した。

彼女の日常、病院での一人の生活に戻って行く、

俺がいつものように病院に行くと、彼女の様子が、おかしい、

俺に襲い襲い掛かる、細い手で俺の胸をたたく、痛くもないが、

訳も分からず、立ちすくんでしまう。

「郁ちゃん、郁ちゃん、どうしたんだい、どうしたんだい、僕だよ、僕だよ、

わからないのかい、」

やがて、看護師さんが飛んできて、点滴をした、

先生から話があった。

「肝臓が充分機能していないから、毒素を分解しきれず、その血液が脳にもまわるんだ、

だから、時折、自分が分からなくなり、そういった行動にでるんだよ、」

そして、病室にかえるといつものやさしい郁ちゃんがいた。

「龍ちゃん、私、何か、した、龍ちゃんになにかした。」涙をためながら言う、

「私、ぼんやりだけど、覚えているの、龍ちゃんを叩いていたわ、ごめんね、ごめんね、私、

自分が壊れていくのがわかるわ。」

泣き続ける郁ちゃん、俺は郁ちゃんを抱いた、そして、髪の毛をなでた、」

彼女の手に手をあわせると、その手首は青く変色していた、

何度となく、注射を打ち変色したんだろう、

その手首を撫でながら、涙がながれる、止まらない。


3、家内の彼氏と家庭教師、更新しました
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