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世の中ケセラセラ 何とかなるさ
会社で上司のいじめにあい、自殺経験2回、もうどうでもいいや、やけくそブログです。
1,姉妹、その2、運命
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1,姉妹、その2、運命

「お姉さん、龍一兄さんは、」

「今、先生とお話しているわよ、きっと私、良くないのよ、

こそこそしているのがわかるもの」

「お姉さん、それは気のつかいすぎよ、たいしたことないわよ、

由紀ちゃんも言ってあげて、たいしたことないわよって、」

「ごめんね、聖子に迷惑ばかりかけて、」

「どうせ、私、出戻りだから、暇なのよ、何かしていないと、

無駄飯食いになってしまうわ、由紀ちゃん、今日は何にする、

あ、龍一義兄さんが帰ってきたわ、お兄さん、どんな話だったの」

「病院が商売繁盛しているらしく、病室を変わってくれないかって、でもことわったよ、」

それから1時間程度、家の様子や、実家の父母の様子に花がさきます。

私いいます。

「そろそろ時間だから、帰ろうか、また、明日くるから、何か必要なものあるかい」

「ないわよ、ありがとうね、」

そして、車を走らせ、我が家に帰ります。

家では、義妹の聖子が料理を作ります、3人の食事です、無言です、

出る言葉みつからないのです、」

「聖子おばっちゃん、一緒にお風呂はいろうよ、そして、

絵本よんでよね」と由紀がいいます。

「由紀っちゃん、一緒にはいろうか、寝る前ご本読んであげるね。」

娘の由紀と義妹の聖子はお風呂の消えていきます。

私は娘の由紀が視界から消えると、我慢していた感情が沸き上がり、涙が噴き出すのです、

声をだすと娘に気づかれてしまう、でも涙がこみ上げるのです、

声にならない声をだして、泣くのです、

やがて、娘と妹が風呂から出てきます、聖子さんが私の様子に気づき、

私に娘を合わせないようにして、娘を寝室につれていきます。

しばらくして、由紀が眠ったらしく、聖子は私のほうにやってきます。

「お兄さんどうだったの」

「洋子は小脳と脊髄のつなぎめ付近の腫瘍があるそうだ、

小脳側に広がれば、やがて、呼吸困難等の生命を維持

する機能がうまく働かなくなり、脊髄の神経がわに広がれば身体を動かせなくなる、

どちらにしてもあまり良くない、手の打ちようがない、」

2、夫婦慕情、その4、好きな人いるの

思い返せば、この始めての釣りが、今泉ご夫妻と私を結び付け

たきっかけの様に思います。

この日の釣りは、里治さんのテリトリー、荒川になりました。

自転車で店に行くと、里治さんは待ち兼ねたように…

「さあ…行こうか」と、さっさと自転車をこぎだしたのです。

(あッ…もう行くの?龍ちゃん今来たばかりじゃない)

里治さんは、まるで亜希子さんの声が聞こえていないか

のように、先を急ぎました。

(ごめんね龍ちゃん…うちの人、釣りとなると…まったくもう!)

{いいですよ…直ぐに追いつくから…じゃあ!}

{龍ちゃん頑張ってねー。お弁当はうちの人が持ったからねー。

行ってらっしゃい~…)

手を振る亜希子さんに見送られて、先を行く里治さんを追いました。

気分は爽快でした…亜希子さんは、いつものエプロン姿と違って、

ノースリーブの白いブラウスを着ていました。

亜希子さんのノースリーブの下で揺れる胸の膨らみと、手を振る脇の下の白さは、

当時の私には、息苦しい程のドキマギと、まぶし過ぎる光景だったのです。

釣り糸を垂らし、竿の先一点を凝視する里治さんは、

近寄りがたい雰囲気がありました。

口を開いたのは、里治さんが一匹の鯉を釣り上げたあとでした。

「龍ちゃん、昼飯にしようか?」

この時、私はまだ一匹も釣れていませんでした。

{今日はボウズかなあ…釣れる気がしないですよ}

「ははは…焦らない焦らない…後半戦があるから」

里治さんは上機嫌でした。

そして、亜希子さん手作りのお弁当を広げ、食べ始めたのですが…

、二口、三口食べると、里治さんは、箸を置いたのです。

{どうしたんですか?…}

「なんか最近、…食べても直ぐに一杯になってさあ…」

{暑いからじゃないですか?…}

「そうかなあ…朝なんか体がだるくてなあ…」

{疲れが出たんですよ…}

「そうだな…龍ちゃん、俺の分まで食べていいから…

俺ちょっとあそこで横になってるから…」

里治さんはそう言って、橋の下の日陰に歩いて行きました。

夕方迄に私は二匹の鯉を釣り上げたのですが、里治さんはずっと、

日陰で横になったままでした。

疲れているんだろう…そう思った私は、里治さんの荷物や釣った

鯉を濡れ新聞に包み、帰る準備を終えてから、

里治さんを起こしに行きました。

「ああ……よく寝たぁ…」

{寝てる間に、僕二匹釣っちゃいましたよ}

「本当かよ…龍ちゃん上手いなあ」

意気揚々と店に帰ると、亜希子さんが迎えてくれました。

店の2階が住まいになっており、始めてお邪魔したのもこの日でした。

釣った鯉は、店の後ろにある井戸水を貯めた小さな池に入れました。

一週間から十日は井戸水で泥を吐かせるのです。

お風呂にも入れてもらい、食事を頂きましたが、この時も里治さんは、

ほとんど食べないのです。

それでもお二人は、私を歓待してくれました。

丸いちゃぶ台をはさんで、真近で見る亜希子さんの、透き通るような胸元や

ノースリーブから伸びる二の腕、笑う度に覗く白い八重歯は、

恋い焦がれる私には宝物に思えました。

多少、酒の入った私に、里治さんが聞いてきました。

「龍ちゃん…田舎に好きな娘いなかったの?」

(いない訳ないじゃない…龍ちゃん背も高いしハンサムだもの…)

高校時代、後輩の女子からラブレターをもらった事がありました。

セーラー服の胸下から、顔を真っ赤にして渡してくれました。

{いいなあって娘はいたけど、それたけですよ…}

(告白しなかったの?)

{しないよ…}

(ああ…だめじゃない…ちゃんと告白しなきゃあ…

相手に伝えなきゃあ…)

「こっちで彼女できた?」

{彼女じゃないけど…好きな人は}

酒の勢いでした…言った後から、心臓が音をたてて速まりました。

(えぇッ!出来たの?良かったじゃない…どんな娘?ねぇ、教えてよオ…)

亜希子さんの手が私の腕をつかんで揺り動かしました。

私の腕に亜希子さんの体温が伝わりました…。

始めて亜希子さんが私に触れた…。亜希子さんの体温が、

腕から全身に広がり、亜希子さんとつながった気がしました…。

(ねぇ龍ちゃん!教えてよ…)

{そのうち…}

「まだ告白してないんだろ?だめ元で当たって砕けろだ!」

(大丈夫よ!龍ちゃんいい男だもん…絶対大丈夫!…)


{明日は店、休みなんですよねぇ}


(あぁ…龍ちゃんごまかしたァー…)

「うん…休み…なんか…かったるくってなあ…」


{じゃあゆっくり休んで下さい…そろそろ帰りますから…}


「いいよ、いいよ…気を使わなくても…俺は先に休むけど、ゆっくりして行けよ…それとも明日は彼女の顔でも見に行くのか?」」

{そんなんじゃあないですって…}

里治さんが奥に向かうと、亜希子さんと二人切りになりました。

{里治さん、疲れているみたいですねえ…}

うん…あの人、前に大病したことがあってね……)

{大病?…今日だって食事…少ないですよねぇ}

(うん…最近とくに…お弁当食べたのかなあ?…)

亜希子さんも少しずつお酒に口を付けていました。

{ほとんど食べてないよ…僕が二人前食べちゃいましたから…}

(えぇ!?そうなの?…でもあれ、龍ちゃんが全部食べたの?…若いわねえ…)

{残すのもったいないじゃない…亜希子さんがせっかく造ってくれたのに…}

(ねぇ…龍ちゃんの好きな娘てどんな娘なのよ…教えなさいよ…)

{…言えないですよ…}

(もう…もったいぶってぇ…可愛い人?)

亜希子さんは弟から聞き出そうとする姉のようでした。

{…可愛いですよ…}

(そう…可愛い娘かあ…話しはしたの?)

{話しは…もう何回も…}

(反応は?)

{…相手にされてないみたい…}

(そうなの?…押しが足りないんじゃないの?)

押してもいいですか?…私は心の中でつぶやいていました。

(恋愛かあ…いいわねえ…)

{里治さんとは、いつ結婚したの?}

(十八…学校卒業してすぐ…決まってたのよ)

{従兄弟なんでしょ?}

(うん…親同士が決めた結婚だしね…)

{でも、亜希子さんも里治さんを好きだったんでしょ?}

(好きとか嫌いとか…まあ…小さい頃から知ってたし…

結婚ってそんなもんだと思ってたわ…)

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