☆1 もうすぐ正月です。
12月です。ここ5,6年、「いい年だったなあー」と感じたことがない私は毎年今頃になると、来年は「いい年になればいいなー」と願っています。そして、今年も同じように来年は「いい年になればいいなー」とつぶやく日々です。店頭では門松、鏡餅等の正月グッズが売られ、お寺、神社では来年に向けて開運グッズが準備されています。そこで、今回、正月によく見かける開運グッズの中から面白いと思われたものを紹介します。もちろん、デザイン登録出願(意匠出願)されたグッズの中からです。
☆2 事例
1、事例1

これは2段重ねの小餅の上にその年の干支の模型を置き透明のナイロンでパックしたものです。昨日、スーパーで同じものをみました。ナイスアイデアです。12の干支がすべて出願されていました。抜け目がないです。
事例2

この餅は鏡餅又は疑似鏡餅を透明のケース部に収容し、そのケース部の正面、平面及び側面に、正月用の飾り模様及び慶賀詞を描いたものです。これも店頭で見たようなきがします。これも良いアイデアだと思います。
事例3

この品物はテレビ(鋼の錬金術師)で似たようなものを見た気がします。説明には「かばんに入れて持ち歩いたり玄関や台所に置くなどして魔除け、厄除けを行う、または本物品の上に水晶などの石を置くことによりその石のお清めを行うことを目的としたお守りである」と記載しています。これを出願した人はきっとその効果を確信しています。信じる人には効果があると思います。
事例4

説明には「本願物品は神社などに奉納する絵馬である。この絵馬は願い事を記入した用紙を筒状に丸め本願物品の下部から内部に収納し蓋で閉じて使用したり、上図に示すように本願物品の下部に蓋を取った状態で上記用紙を差し込んで使用する。また、本願物品の上部には吊るし紐が設けられており、神社の絵馬奉納用の結び木などに本願物品を吊るすことができる」とあります。意匠には機能を問いませんが、ある目的を達成しようとすると、形が決まってしまう場合があります。特許で出願したいのですが、難しい場合には意匠出願する場合が多々あります。
事例5

説明には「表面、中央に阿弥陀如来、その右に観音菩薩、その右脇に薬師如来、真中、阿弥陀如来の左に大日如来、その左脇に千手観音を配置した構図で、光背があり、上部に日本之神仏という字が書いてある、線画絵図です。裏面、上部に 日本之神仏 の字と、その下全面に、四百六十八の代表的な神仏の名を 列記してある構図です」と記載しています。非常にありがたいです。
事例6

手首に装着する数珠です。効果の程はわかりませんが、石の材質と色によって効果が違うといいます。例えば、精神的に不安定なときはこの石でこの配置とか言った具合です。又、数珠が人を選ぶと聞いたことがあります。これはきっと、その知識も持った人がその配置も考えて作ったものだと思います。
事例7

説明にはお守りと記載されているだけです。似たお守りは神社の店頭でよくみます。子供に買って帰りたくなります。
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