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世の中ケセラセラ 何とかなるさ
会社で上司のいじめにあい、自殺経験2回、もうどうでもいいや、やけくそブログです。
特許要約書・図面作成しちゃいました。園芸用用品の特許出願ヘトラ
☆1余談です。
庭の風景
庭の隅に植えてもいないのに三つ葉が群生しています。私にとって雑草と同じです。でも一つだけいいことがあります。酒のつまみがない時に、この三つ葉を豆腐と炊き、味を調えます。とっても美味しいとは言えませんが、そこそこいける味になります。
今は冬なので、三つ葉は元気なく枯れかかっています。でも少しだけ、緑が濃くなっています。春が近いしるしです。
P1000455.jpg


☆2.始めに
前回の記事である特許請求の範囲の作成の続編です。前回と同様に園芸用品の一つであるプランタを例にとり説明します。このプランタの概要は以下の通りです。
このプランタは培養土が入れられるプランタ本体の上方にレンズを配置したものです。このレンズは光を収束する凸レンズです。そして、このレンズに入射した光は収束し強い光となり、プランタ本体の植付面に照射するものです。概略図を下図に示します。
概略図
P1000447.jpg

☆3.出願書類の様式
1.原紙の作成
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。明細書、特許請求の範囲は前回の記事で作成しました。次は要約書と図面です。それらの様式は、下記しました「特許出願書類の様式」をクリックし名前付け保存して下さい。そして、書類名 要約書と図面の欄に書き込んでいって下さい。これが原紙となります。
特許出願書類の様式(ここをクリック)
書き込み時の確認事項は以下の通りです。
(1)用紙は、日本工業規格A列4番(白色のものを縦長)
(2)文字は、10ポイントから12ポイントまでの大きさです。基本 半角を用いてはなりません。
(3)書き方は左横書、1行は40字詰めとし、1ページは50行以内とし、各ページの上の余白部分の右端にページ数を記入して下さい。
(4)余白は、少なくとも用紙の左右及び上下に各々2cmをとり、原則としてその左右については各々2.3cmを越えないものとして下さい。

☆4.要約書とは
要約書は明細書等の他書面に比べると重要度がかなり落ちます。検索を容易にする為に書いているようなものです。検索されるのを嫌う場合にはポイントを外して書く人がいるぐらいです。しかし、出願書類に含まれていますから書きましょう。
要約の文章は赤色文字で記載しています。それ以外は説明です。
(1)要約書の記載項目には【課題】と【解決手段】があります。【課題】には前回作成した明細書の【発明が解決しょうとする課題】の部分をそのままコピーし貼り付けます。又、【解決手段】には明細書の【課題を解決するための手段】をそのままコピーし貼り付けます。そして、その構成部材の後ろには選択図中の符号をいれます。例えば、プランタ本体4のように。
(2)様式
【書類名】  要約書

【要約】 (ここには何も記載しないで下さい。)

【課題】 ここから発明の課題を簡潔に記載して下さい。

【解決手段】ここから発明の解決手段を簡潔に記載して下さい。

【選択図】 ここに「図○」のように図の番号のみを記載して下さい。図を描く必要はありません。

(3)プランタの要約書の作成
【書類名】  要約書
【課題】老人、身障者の方を介護する施設内ではリハビリの一環として園芸を行っている。諸諸の理由により屋内でプランタを使用して行なっている。しかし、従来のプランタを屋内で使用すると、屋内では照明の光量が十分でない為、草花が育だちにくく、時には枯れてしまうという問題があった
【解決手段】本発明によって提供されるプランタ1は培養土が入れられる容器状のプランタ本体4と、このプランタ本体4の上方に配置され、入射した光を集めて、プランタ本体4の植付面に光を集める集光体レンズ2とを備えたにある。
【選択図】 図1


☆5.図面の作成
図面は原則として製図法(正投影図法等)に従って作成します。上手に図面を描くには熟練が必要です。しかし、上手に図面を描こうとすると何もかけなくなり挫折してしまいます。挫折してはいけません。第三者から見て発明品の特徴が分かる程度の絵を描きましょう。
1.図面の書ける人は図面を描きましょう。
ブログのリンクの欄に特許図面要領がありますので、これを参考にして下さい。

2.図面の書けない人は絵を描きましょう。
(1)写真を絵取る。
実物がない場合は類似した商品のカタログをPCで検索しプリントして、それを絵取りましょう。
図1はプランタを特許検索して得た図に本発明の構成部材である集光体レンズを追記したものです。斜視図を思わせますが、各部材の見る方向がそれぞれに違い、又、大きさも等倍ではありません。でも構成を説明するには充分です。本発明のプランタを説明する概略斜視図とします。
(2)図面の必要性
下手な図面であっても添付していればそこから査定に対する補正もできます。例えば、明細書に書かれていなくても容易に図面から理解できる事項についてはこれをもとに明細書を補正できる可能もあります。又、類似する後願の発明を排除できる可能性もあります。中には昔の特許図面は芸術だった、今はマンガの絵のようだと嘆く人がいますが、それはそれ、お金のある人は高い代金を払い専門家に描いてもらえばいいし、ない人はそれなりかんばって描けばいいのです。
(3)確認事項
①用紙は、日本工業規格A列4番(横21cm、縦29.7cm)の大きさのトレーシングペーパー若しくはトレーシングクロス(黄色又は薄い赤色のものを除く。)又は白色上質紙を縦長にして用いて下さい。
ただし、特に必要があるときは、横長にして用いて下さい。
②図面は、横 170mm、縦 255mmを超えてはなりません。また、図面が複数枚にわたるときは、各ページの上の余白部分の右端にページ数を記入して下さい。
③基本線の太さについては、実線は約 0.4mm(引出線は約 0.2mm)、点線(破線)及び鎖線(一点鎖線、二点鎖線)は 0.2mmです。
イ 実線は、可視部分の形(外形線)、破断線等、
ロ 細い実線は、引出線等、
ハ 破線は、見えない部分の形(カクレ線)等、
ニ 一点鎖線は、切断線等、
ホ 二点鎖線は、想像線
④ 図中にある個所の切断面を他の図に描くときは、一点鎖線で切断面の個所を示し、その一点鎖線の両端に符号を付し、かつ、矢印で切断面を描くべき方向を示して下さい。切断面には、平行斜線(ハッチング)を引き、その切断面中異なる部分を表す切断面には、方向を異にする平行斜線を、それができないときは間隔のことなる平行斜線を引いて下さい。

3.図面
写真ですが以下のように作成しました。
P1000451.jpg
P1000452.jpg

5.意匠図面
意匠図面は特許図面と違いデザインが重視されなますから、これはマンガ的なイラストはだめです。正投影図法に基づいて正確に書く必要があります。

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