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世の中ケセラセラ 何とかなるさ
会社で上司のいじめにあい、自殺経験2回、もうどうでもいいや、やけくそブログです。
健康食品の特許請求の範囲の作成へトライ
余談です。
一番まずかったケーキの話
私が中学生の時の話です。我が家に電子レンジが来ました。しかも、オーブン機能つきです。我が家にも文明開化の時がきたのです。悲劇の始まりです。私の姉も高校になり、誰にあげるかわ知りませんが、このオーブンレンジを使ってケーキ菓子作りがしばしば行われるようになりました。いつも、失敗作がわたしの所に回ってきます。ある日、姉が「今度は自信作、これ食べてみて」と言ってベビーカステラらしきものを持ってきました。ふわふわして美味しそうです。丁度お腹がすいていたのでかぶりつきました。中から汁がでてきます。「オー、カスタードクリーム入りか、」でも味がしません。、一つ目を食べました。二つ目を食べました。姉に言いました。「このカスタードクリーム味が変」「カスタードクリームなんか入れてないよ、素材で勝負よ」と言いながら、カステラを割りました、そうです。中が焼けていないのです。まずい、何とまずいベビーカステラ。
それから略40年が経ちました。今、私は、娘が作った膨らまないパン、こげたようなクッキ、を食べています。

そろそろ本題にはいります。
前回の特許明細書の作成に続き、特許請求の範囲の作成です。

☆1.説明対象
(あくまでも仮想です。コラーゲン梅酒は存在しません。)
「私の友人である田中さんは梅酒を作る過程でコラーゲンをいれて漬け込むと、味がまろやかになり、効率よく身体にコラーゲンを吸収することができると言うことです。これを特許出願したいとのことです。」
この田中さんの案件を例にとり特許出願を考えます。

☆2.出願書類の様式
1.原紙の作成
特許権を取得するためには、「特許願」及び権利を取りたい技術内容を詳しく記載した「明細書」、「特許請求の範囲」、「図面」(必要に応じて)、「要約書」を作成し、特許庁に出願(提出)する必要があります。明細書は前回の記事で作成しました。次は特許請求の範囲の作成です。それらの様式は、下記しました「特許出願書類の様式」をクリックし名前付け保存して下さい。そして、書類名 特許請求の範囲の欄に書き込んでいって下さい。これが原紙となります。
特許出願書類の様式(ここをクリック)
書き込み時の確認事項は以下の通りです。
(1)用紙は、日本工業規格A列4番(白色のものを縦長)
(2)文字は、10ポイントから12ポイントまでの大きさです。基本 半角を用いてはなりません。
(3)書き方は左横書、1行は40字詰めとし、1ページは50行以内とし、各ページの上の余白部分の右端にページ数を記入して下さい。
(4)余白は、少なくとも用紙の左右及び上下に各々2cmをとり、原則としてその左右については各々2.3cmを越えないものとして下さい。

2.特許請求の範囲とは、
特許請求の範囲を言い換えると、独占権の範囲となります、いわば出願書類の心臓部です。ここで、発明者は独占権の範囲を宣言します。広い範囲を含むように宣言すれば強い権利になりますが、審査ではねられる可能性も高くなります。逆に審査に通るようにと狭い範囲を宣言すると特許権としての価値がなくなる場合もあります。

3.特許請求(独占権)の範囲と構成食材との関係
特許請求の範囲に記載する構成食材及び調理工程はできるだけ少なく。
代表的課題と代表的効果を結びつけるのに必要最小限の構成食材及び工程のみを記載しましょう。独占できるのは記載された食材或いは工程を全て含む物だけです。独占権の範囲の大きさは記載する構成食材及び工程の数に反比例します。

☆3.特許請求の範囲の作成前準備
1.確認事項(出願前準備:考えをまとめましょうをもう一度見ましょう)
(1)問題点と構成食材及び工程と効果との関係が適切かを確認します。
(2)従来の食品の最小構成食材或いは工程を確認します。
(3)発明の食品の最小構成食材或いは工程を確認します。

2.コラーゲンの問題点と構成食材と効果とを再確認しましょう。
以下に出願前準備(考えをまとめましょう。)の記事をコピーしました。もう一度読んで問題点と構成部材と効果を整理しましょう。
(1)問題点の確認
「1.発明を思いついた理由(問題点)の明確化
(1)コラーゲンは美容のための健康食品の素材であることは知られていますが下記する欠点があった。
①コラーゲンは飲みにくい。
②美味しくない。

2.従来の健康食品の構成食材
従来の健康食品の構成食材を列記します。
①コラーゲン

3.発明対象の健康食品の構成食材
付録的な構成部材は省いて下さい。問題点を解決できる最小構成部材のみを記載しましょう。
①コラーゲン
②梅実
③焼酎
④氷砂糖」

☆4.特許請求の範囲の書き方
1.例1
食材A、Bがあって、食材Aに食材Bを加えて食品Cを発明した場合の請求項は以下のようにかきます。「AにBを含有させたことを特徴とするC」A、Bが周知な食材ではない場合はA、Bの前にその構成を説明します。今回の場合は、梅酒にコラーゲンを含有させたことを特徴とするコラーゲン入り梅酒となります。この場合の権利の範囲は既に完成した梅酒にコラーゲンを入れたものも権利に含みます。

2.例2
食材A、Bがあって、食材Aの作る工程で食材Bを加えて食品Cを発明した場合の請求項の書き方は調理手順を列記してかきます。容器に梅を入れる第1工程と、砂糖を入れる第2工程と、コラーゲンを入れる第3工程と焼酎をいれる第4工程とから作られたことを特徴とするコラーゲン梅酒およびその製造方法
この場合の権利の範囲はこの調理工程で作られた食品に限られます。完成した梅酒にコラーゲンを入れたものは含まれません。調理手順を列記すればいいのですから書きやすいです。

3.特許請求の範囲の作成
【書類名】 特許請求の範囲
【請求項1】
梅酒にコラーゲンを含有させたことを特徴とするコラーゲン入り梅酒
【請求項2】
容器に梅を入れる第1工程と、砂糖を入れる第2工程と、コラーゲンを入れる第3工程と焼酎をいれる第4工程とから作られたことを特徴とするコラーゲン梅酒およびその製造方法

  

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